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Make It Right

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Make It Right

1 - Make It Right

♥

273

2020年07月29日

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君は、僕じゃなくあの人に惚れてしまった。

終わりの見えなかった夜に朝をくれたのは君なのに

君以外の事は全て無意味なのに

もう君の手は僕が握ってもいいかな

僕なら君を幸せに出来るから

あなた

ねぇホソク?

ホソク

ん~?

あなた

いつか大人になってさ、

あなた

お互い恋人が居なかったら…

あなた

……付き合おっか笑

ホソク

え、?

あなた

まぁ、嫌ならいいんだけどね

そう言って顔を逸らした君の横顔は

とても、綺麗だった。

ホソク

…うん、そうしよっか

あなた

え、いいの?

ホソク

もちろん笑

あなた

あ、ありがとう…

あれから、6年が経った。

あの時の君の恥ずかしそうな顔を今でも思い出しては

胸が高鳴ってしまう。

まだ高校生だった僕達は、成人して社会人になった。

ホソク

…よし、

そんな僕らは、今日会う約束をした。

髪をとかし、私服に着替え、何度も鏡を見て確認する。

ただ君に会うだけなのに、こんなに緊張するなんて

なんだか僕が僕じゃないようだった。

ホソク

行ってきます

テヒョン

?ホソギヒョンどこ行くの??

ホソク

んー、デート

テヒョン

デート!?!?!?

ホソク

じゃ、行ってくるね~

テヒョン

え、ホテル行くの?

ホソク

は!?

テヒョン

あ、行かない?

ホソク

…お前、俺を何だと思ってるんだ

テヒョン

ド変態

ホソク

……………

変人テヒョンアを無視して、待ち合わせ場所のカフェへ向かう。

このカフェに来るのも何年振りだろうな。

扉を開けると、珈琲の良い香りが鼻いっぱいに広がった。

ソクジン

いらっしゃいませ~

ホソク

…ジンさん??

ソクジン

ああ!?えっ、ホソガ!?!?

ホソク

久しぶりぃぃ!!!!

ソクジン

や~、すっかり大きくなって…

ジンさんは、僕らが高校生の頃このカフェでバイトをしていた人で

僕らがよくカフェに行っていた理由でもある。

ソクジン

え、身長伸びすぎじゃない?

ホソク

もう大人なんですよ笑

ソクジン

すっかり俺がおじさんじゃんか…

ホソク

2歳しか変わらないじゃないですかㅋㅋ

ソクジン

肩幅の広さは負けてないけどねっ

ホソク

そこで争ってるつもりないです

しばらくジンさんと話していると、店の扉が開いた。

ホソク

…あ……

そこに立っていたのは、紛れもなく君だった。

あなた

…え、ホソク??

ホソク

え、○○??

あなた

ホソクだああああ!!!!!!

そう叫んで、走って俺に抱き着いてきた。

ホソク

ちょっ、どしたの笑

あなた

会いたかったあ…

ホソク

っ///

ソクジン

あらやだ青春

あなた

とりあえずあっち座ろっか!!

ホソク

う、うん…

君は更に可愛く、綺麗になっていた。

なんていうか、大人の女性って雰囲気を醸し出していて

いつの間にか知らない女性になってしまったようで

少し寂しさを感じた。

あなた

いや~、ホソク格好良くなったね!?

ホソク

○○すっごく美人なった…

あなた

全然!!ホソクの方が凄く…なんていうか、

あなた

身長伸びたし、スタイルも良くなったし…

あなた

びっくりしたよㅋㅋㅋㅋ

そうコロコロ笑う君は昔の君とは何かが違っていた

ホソク

…ねぇ○○、

あなた

ん??

ホソク

何か言いたいことあるでしょ

あなた

えっ

ホソク

顔に書いてあるよ笑

あなた

…バレたか~ㅋㅋ

君は軽く息を吸って、こう言った。

あなた

彼氏が出来たの

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273

コメント

45

ユーザー

やっとんなぁ

ユーザー

え、ちょま?!

ユーザー

え( ˙-˙ ) 彼氏なんて捨ててしまえぇぇぇえええ!!←おい

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