私は屋上の先客に声をかけた
私
思わず出てしまった ホントはどうでもよかった 先をいかれるのは 何となく不快だった 三つ編みの子は言ったんだ どっかで聞いたような事
三つ編みの女の子
ふざけるな! 好きな人に愛されなくて 私の先を越そうとするなんて 奪われた事が無いくせに!
三つ編みの女の子
そう言って 三つ編みの女の子は消えていった……
さあ、今日こそは と屋上に 立ち寄ったら 背の低い先客に また声をかけてしまった 背の低い女の子は言ったんだ クラスでの事を
背の低いの女の子
ふざけんな! そんな事くらいで 私の先を越そうとするなんて それでも家では愛される 暖かいご飯も有るんでしょう?
背の低いの女の子
と、言って 泣きながら三つ編みの子は 消えていった
そうやって 声掛けて 追い返してを繰り返していったんだ 私自身の事は 誰にも言えずに
初めて見つけてしまった 似たような悩みの子と 何人目かに会った 黄色いガーディガンの子 は言ったんだ
黄色いガーディガンの子
と言った 思わず言ってしまったんだ ホントはどうでもよかった 思ってい無い事 言ってしまったんだ
私
嗚呼、どうしよう! “この子“ は、止められないよ 私には止めれる資格がないよ! それでも! ここからは消えてよ!
君を見ていると苦しいんだ
黄色いガーディガンの子
目を伏せたまま 消えていった
私
私
私
私
私
私
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お風呂終わった?
ん