俺たちは昔、誰もが驚くほどすごい仲が良かった
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モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
俺が小3
兄貴が中2のころだった
俺はやんちゃな性格で友達が少なかった
そのせいかいつも先生や両親を怒らせていた
先生
母
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いつも兄ちゃんが助けてくれた
辛い時もそばに居てくれた
どんなときも兄ちゃんがいたから
俺は何も怖くなかった
歳が上がるにつれて性格が少し落ち着き、友達も増えていった
小5の夏
事件は起こった
俺のクラスの子が怪我をしたらしい
移動教室の移動中
階段から落ちたらしい
俺は近くにいたけど現場は見ていない
他にも近くにいた子はたくさんいた
理由を探し始めた時
誰かが押したのでは?
という話になった
クラスがざわつき始めた
先生は真っ先に
俺の名前を呼んだ
俺は動揺した
「近くにいたが現場はみていない」
「他にも人はいっぱいいた」
そう必死に訴えた
だけど信じてはくれなかった
「そりゃそうだよね」
「あんなやんちゃしてたんだから」
「友達になんてならなきゃよかった」
ボソボソとそういう声が聞こえた
俺は走って教室から出た
屋上の扉を思いっきり開けた
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俺は泣きまくった
数日後
怪我をした本人に聞いたところ
怪我した人
怪我した人
と証言したらしく
学校から謝罪の連絡があった
ほんとは家まで来るって言われたんだけど
会いたくないから断っちゃった(笑)
俺はこの数日まともに学校に行けていなかった
みんなに会うのが怖い
話すのが怖い
そう思っていたから
学校を休んで数週間後
コンコン入るよ
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バチン
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ドン
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ガチャ
バタン
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その日兄ちゃんと初めて喧嘩をした
それから兄ちゃんと話すことはなかった
数日後
友達が家まで来てくれた
俺は意をけしてみんなに会った
その時俺は明るく振舞った
ふりをした
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バタン
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ズルズル
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それから俺は明るいふりをしながらすごした
数日はみんなと目を合わせることが出来なかった
でも今までより明るく振舞った
俺はその明るさでクラスの人気者になった
表面だけの
中学であんな思いをしたくなく
俺の過去を知っているみんなと違うとおいところに行こうと決めていた
そこでなお兄と出会った
まぁ美人が好きだったのは本当だし
それはたまたまだったけど
なお兄と出会えて心の底から笑えるようになった
小学の頃のことなんて忘れていた
でも兄貴とあそこで話した時に、記憶が蘇ってきた
兄貴とあったあの日
家に帰った後
ガチャ
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母
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ガチャ
バタン
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ガチャ
バタン
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ドン
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とまぁこのざま
あの時話したのはみんなの前だったからか…
俺と兄貴の、仲が悪いのは
全部俺のせいだ
今更謝ったって許してもらえるわけがない
だから何も言わないし言おうともしない
これが俺たちの過去…
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