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ジェシカ

いつものように剣を振ったり走ったり、重いものを持ち上げたり、体幹を鍛えたり、型を鍛えていると、ベリル先生から声がかかった。

ベリル

ジェシカもここにきて数ヶ月だ。組み打ちでもやる?

ジェシカ

やる!

ジェシカ

…クルニとやりたい!

ベリル

え?クルニと?

クルニ

私っすか?

ベリル

…決意は固そう。

そうしてクルニとやることになり、クルニの前に立つ

クルニ

お願いするっす

ジェシカ

お願いします

私はじっとクルニの目を見る。

クルニ

(なんか、狐に睨まれてるような…)

ジェシカ

クルニ

いくっすよ

それと同時に踏み込んできた。

クルニはここに来て浅いが、一度リベリオ騎士団受験者だ。落ちてしまい、もう一度習うために、ここに来たとかなんとか。

その攻撃をまず逃げる。

クルニ

…?

クルニ

壁を背負いながら、次の手を考える。

私の目はいい。昔から器用さと反応速度だけは評価されていた。

とにかく逃げる。

クルニ

逃げてばっかりじゃ勝てないっすよ!

クルニの持ち味は圧倒的なパワー。まともに受けたら剣が吹き飛ぶ。

数分逃げ回ると、クルニの顔が曇る。

クルニ

…足場が…!

そう。ここは砂利の床なのだ。あんだけ逃げ回り、踏み鳴らしていくと、必然的に砂利は凹凸を帯び、支障はないとはいえ、少し違和感を覚えるだろう。

ジェシカ

…ふぅ!

クルニ

突然の横薙。もちろんそれは反応され、受けられる。

ジェシカ

…ふん!

クルニは私に一歩踏み出して、上半身を狙った剣を繰り出してきた。

それに対して、私は膝をスッと抜けるようにしゃがみ、それを避ける。

クルニ

どこに…!?

圧倒的初見殺しのオンパレード。

私は起き上がると同時剣をクルニの首に向ける。

ベリル

一本。

ベリル

よかったよ。

ジェシカ

あはは。次やったら負ける気がする。

クルニ

いやいや。なんすか?あれ

ジェシカ

父親がリベリオの剣士で、相手の視界から一瞬で消える技を盗んだんだよ。

クルニ

え?何回も見たって感じっすか?

ジェシカ

いや。お父さん結構忙しいから剣を見れたのは一回だけかな

ベリル

…そうなんだね。(…それでその再現度…)

その後、クルニともう一度やったが、2本とも負けてしまった。

ジェシカ

初見殺しだからなぁ…

ベリル

いや。

ベリル

剣士にとって初見殺しは厄介そのものだよ。

ベリル

負けたらそれで終わりだから。

ジェシカ

ジェシカ

そうなんですね

ベリル

ああ。

ベリル

殺した相手とまた戦うことなんてあり得ないからな

そうして今日の稽古は終わりになった。

ベリル

(…あれはすごい剣士になるぞ)

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