高校生の思い出

窓の隙間の光で目が覚める。そこはいつもの部屋でとても静かだった 重い体を動かしリビングに向かう

私は前の学校でいじめに遭い人が信用できなくなってしまった。正直転校なんて意味がないと思った

身支度を終え、私は新しい学校へと向かった家から学校まで大体十五分ぐらいだと聞いていたので少し早めに家を出た

しばらくすると学校が見えて来た

学校に入ろうとするとある一人の生徒が目に入る

彼女は鼻歌を歌いながら花に水をあげていた

不思議と私は彼女を見ていた すると見られてると気づいたのか彼女がこちらに笑顔で向かったてきた

急に声をかけられ私は少し緊張していた しかし彼女はグイグイと迫ってきた

彼女は相変わらず鼻歌を歌っていた 不思議とその歌を聴くと心がとても落ち着いた

考えたこともなかった元々いじめられていて学校に行くたびに苦痛だったから そんな気持ちを察したのか彼女は違う話題に変える

そうこう話しているうちに職員室に来た

桃は自慢げに話していた 普通はこういう事をされるととても不快だと思ったけれど彼女にはそういう気持ちが全く沸かなかった

私は少し安心した。誰も知らない教室よりとてもマシだからだ

そう言うと彼女は気分が良さそうに職員室から出ていった

先生の話が終わり、いよいよ自己紹介の場面に近づいてきた

私はドキドキしながら先生の後を追っていく

先生が教室に入った瞬間とても静かになったまるでこの世に誰も居なくなったかのように

先生に呼ばれ私は教室に入る。皆私の方を興味津々に見ていた。私は緊張したが心を落ち着かせ自己紹介をした

こうして私の学校生活が幕を上げた