ストーリー系

滞在経過時間 約７時間００分頃、

【空虚】No.３の 北東部にて

タッ　タッ　タッ…。

そう星来が呟くと、 星来は喜んで「侵入者」を 探しに行ってしまった。

タッ　タッ　タッ… （星来を追いかける）

数分後

私が知らぬ間に 走りついた場所は、 真っ青な空間だった。

「再プログラム」

星来「うふふ♪」

タッ　タッ　タッ…

私は今度、この 真っ赤な空間で星来ちゃんの 名前を呼んだ。

そうして私が疑問に 思っていると、

星来はそれを察して ある上の方を指差した。

天井近くに取り付けられて いたもの…。

それは大きな大きな モニター画面だった。

モニター

侵入者

色付いた空間

一体どうなって…

ビー！ ビー！

ビー！ ビー！

至急! 至急!

生命体3体に課す! ⚠ERROR⚠

至急! 至急!

生命体３体に課す! ⚠ERROR⚠

これより、 【空虚】No.２,３に

数体のウイルスを 流し込む!!

ザザッ…

すると突然 モニター画面に、 謎の黒い怪物が映し 出された!

その姿はとても禍々しく、 何本もの牙のある百鬼目の ような怪物が…!

一方

「空虚」No.２でも 同じモノがモニターに 映し出されていた…。

俺はまた爆音の 警告音と共に目を覚まされた。

のに何だ?

ったく目覚めたり寝たりと ここは一体何なんだよ…!!

ザザッ…

するとまた何かが モニター画面に映し出された!

そこには私達が 前までいた【空虚】みたいな 場所にポツンと苛立つ男性が 映っていた。

ザザッ… 『オイ!　ふざけんなよ💢』

ザ… ザザッ…ザ…

その男はどうやら 突然こんな所に迷い込んだ ことに対して、苛立ちを 覚えているようだった。

「あぁ?　誰かいんのか?」

「面見せねぇで悪趣味な ことしやがって💢」

「出て来いや卑怯だぞ💢」

私は画面に映っている 彼に向かって、

大きな声でこう言った。

「吐かせ!　クソが!」

「てめぇの悪趣味に これ以上引っかかって 堪るかよ💢」