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今回は瀬那視点です
瀬那
4話
希
スタート
瀬那
（やっぱりそうだったんだ、）
瀬那
（母さんは浮気をしていた）
瀬那
（母さんが○んだのはそのせいだ）
瀬那
（今日も出掛けると言って浮気相手に会っていたらしい）
希
ね、ねぇ父さん
希
俺たちはまだしも、狼と狐はどうすんの？
父さん
それは…俺たちで育てるしかない
瀬那
そっか
希
でも俺、少しは家事出来るよ
瀬那
俺も面倒見るくらいだったら出来る
父さん
あぁ、ありがとうな
数日後
父さん
じゃあ仕事行ってくるな
希
うん
瀬那
狼と狐は俺たちに任せて
父さん
あぁ、頼んだ
希
ねぇ兄ちゃん
瀬那
どうした？
希
兄ちゃんさ、バドミントン習ってたよね
瀬那
うん
希
大会とかさどうすんの？
瀬那
それは……出ないよ
瀬那
父さんも忙しいだろうし
希
そっか
瀬那
それがどうした？
希
いや、兄ちゃんのバドミントンやってるとこ見たいなって
瀬那
なら今度一緒にやる？
希
俺でも出来るの？
瀬那
希は運動神経いいからすぐ出来るよ
希
ならやりたい
瀬那
じゃあ今度やるか！
希
うん！
希
兄ちゃん、夜ご飯何がいい？
瀬那
チャーハン
希
わかった、作るね
瀬那
ありがとう
父さん
ただいま
2人
お帰り
父さん
瀬那、今度の土曜バドミントンの大会あったよな？
瀬那
うん、でも出る気はないよ
父さん
それがな、仕事が休みになったから出れるぞ
瀬那
ほんと、？
父さん
あぁ
父さん
希も一緒に行こう
希
でも、狼と狐は？
父さん
2人とも連れてくぞ
父さん
だから用意してな
2人
わかった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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