ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
『C―527スリープモード解除。』
『体内、異常なし。』
『これから実験を開始します__。』
赤
青
赤色の派手な髪が目を刺激する。
3週間たってもこの色にな慣れない。
赤
青
赤
赤
青
青
赤
赤
青
今、看護実習生の間で話題になっている『アンドロイドを働かせる』という実験
その話題の張本人は僕だ。
赤
赤
青
青
青
青
最初の頃は仕事を覚えることだけで精一杯だった。
最近やっと慣れてきて『感情』というものを読み取れるようになってきた。
僕がアンドロイドということは企業秘密。
関係者が外部に口出ししてはいけないし、もちろん僕だって口出しすればすぐ取り壊されるだろう。
青
僕は少し歩く速度を速めた。
ガコッ!
鈍い音がした。
青
青
??
おそらく僕とぶつかったのだろう。
その人は尻もちをついていた。
??
青
僕は急いで手を差し伸べた。
??
その人は松葉杖をついていた。
青
??
??
そう言って、その人は花が咲いたような… 僕が知っている範囲の言葉では言い表せない表情をしていた。
青
青
??
??
そう言ってその人は悲しそうに左足を見ていた。
もしかしたら左足の怪我の事については触れて欲しくなかったのかもしれない。
??
青
??
これが世にいう『ナンパ』というものなのだろうか。
青
??
??
青
青
??
桃
桃
桃
青
僕の年齢なんか分からない。
僕が完成したのが1ヶ月前ぐらいだから実質1歳になる。
僕はその場しのぎの為に嘘をついた。
青
桃
少し年齢が低すぎたかもしれない。
青
桃
桃
桃
青
なんて言うか、この人は話す時の距離感が近い。
正直、金輪際関わって欲しくない。
僕はこの人のことが苦手なのかもしれない。
赤
息を切らしながら赤くんが走ってきた。
青
赤
青
忘れていた。
赤
赤
そう言って赤くんは駆け出してしまった。
青
僕は会釈だけして立ち去ろうとした。
桃
青
桃
桃
それだけ言い残して桃くんは去った。
僕は断る隙もなかった。
いや、与えさせて貰えなかった。
青
続く
ぬっしー
ぬっしー
コメント
4件
ブクマ失礼しますm(*_ _)m
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