裏のセカイ

たくさんの歓声のを浴びながら、アイドルらしき少女が入ってきた。 『みんな〜いつもありがとー！！今日は新曲やっちゃうよ〜⭐︎』 そう言って少女はとびっきりの笑顔をみせる。この笑顔には嘘も辛い気持ちも混じっているようには見えない。 まぁそれは簡単だ。彼女は人間ではなく映し出されただけのホログラムなのだから。

このプログラムを組むのはまだ13歳の谷藤だ。

それでボクはどこから彼女たちを見ていた？ ボクはいったい、、、 ボクは、ボクは、、、 そうだ、、、ボクは彼女の『裏人格』なんだ。 何故かあの少女(アイドル)を見ていると《ボク》を忘れてしまう。 《ボク》の存在を。 ボクの目的は

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ドッカン ガチャ

夜隠は窓に避難ハシゴをかけて外に降りた。

夜隠は見えない《ヒモ》で縛り吊るされた。

視界が濁る。視界が赤紫色に染まる。これは。言うまでもなくアレだ。 ボクは死んだ。 嘘だ！！ 終わるのは早い。 あの方々の分までをっ。

とういうことがあって今、転生したのか？ 転生というより、未練があった幽霊が取り憑いたというようなところか？ それで、よあさんの裏人格となってしまいまして。

たまに表になって何かをしている。 自分でも分からない何かを。

毎日2人は何気ない会話で盛り上がっていた。 もちろん話せてはいない

よあはオープンチャットの管理人。 中間がいるっていいな。

色んな人がいるんだなぁ〜 個性豊かでいいな。 ボクも話したい､､､

こうしてみんなは愉快に話す いいな

そう、ボク達は入れ替わった。