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kn

(俺、)

kn

(史尹のこと好きなんだ、)

今まで感じたことないこと想いはいやでも分かる。俺は恋に落ちたのだ。

しかもその相手は他校の同性。

kn

もうどうしたらいいか分かんねぇよ、、

座っていたベットに倒れ込み、枕に顔をうずめ、半現実逃避をする。

kn

(あの時から一目惚れだったのかな、、?)

kn

(でも一目惚れ要素どこだよ、マジわかんねぇ、、)

そもそもどこから史尹のことを恋愛対象として認識していたのか分からない。原点に辿りたくても辿り着かず、そのまま気が遠のいていった。

kn

ん、あさ、?

kn

あれ、俺昨日あのまま寝てた、、?

次に目を覚ましたのは朝だった。今日は部活はオフなので朝早くに起きなくても良かったなんて後悔しながらもリビングへ向かう。

kn

おはよう、って

kn

誰もいないのか

リビングには案の定、家族は誰もいなかった。

父と母は仕事、兄は部活、未夢は子ども会に行ったのだろう。

今日は特にやることも無く、宿題もやる気が起きない。

kn

…ゲームでもしますかねぇ

久しぶりの休みというのもあるので、今日は一日好きなゲームで時間を潰すことにした。

しかしご飯を食べないとさすがにしんどいので、適当になにか食べよう。

kn

食パン焼いて食べるか

食パンを袋から取りだし、トースターで焼いてると通知がなった。

kn

え、史尹?

携帯の画面を思わず2度見してしまった。

今日は部活が無いのだろうかと思いながらも返信をする。

kn

おはよう〜

kn

暇っちゃ暇だけど、どうしたの?

shk

今日急に部活オフになってさ、俺暇になっちゃったんだわ

shk

宗哉も今日は部活休み?

kn

そりゃあ、こんな時間に返信してたら休みだろ

shk

それはそうだわ笑

shk

お互い休みだし、遊ぼうぜ

kn

遊ぶって何して遊ぶの?

shk

んーー

shk

まあなんでもいいぶっちゃけ笑笑

kn

俺ゲームしようと思ってたんだけど

kn

史尹うち来てやる?

kn

…いや、いやいや!!

kn

出会ってまだ1日しか経ってない相手を普通家に誘うのか!!?

kn

さすがにダメだろ、、

kn

史尹も断るよね、、

kn

ん?え、ん???

kn

…え!!?

まさか本当にオッケーをして貰えるなんて思ってもいなかったので思わず動揺する。

上手く字が打てず、誤字だらけになりながら返信した。

kn

ほんとうにうる?!

shk

うるって何?爆笑

kn

間違えた笑来る!!

shk

全然行きます笑笑

shk

でも家わかんねぇから、白尾駅まで迎え来て

kn

全然いいよ!

shk

じゃあ、12:00に集合な

kn

わかった

kn

ほ、本当に来るやつじゃん、、

kn

とりあえず身支度しなきゃ、

時計を見ると11時を回っており、早めに身支度を済ませないと待ち合わせに間に合わない。

俺は慌てて準備を始めた。

kn

…よし、大丈夫かな?

身支度を済ませ、時計を見る。

kn

やっば!もう12時なるじゃん!!

短針はいつの間にか10を指しており、今すぐに出ないと間に合わない状況だった。

俺は家の鍵と携帯を持って家から飛び出した。

kn

(史尹どこだ?)

家から飛び出し、これでもかと言うくらいのスピードで駅に着いた。パッと見渡す限り史尹の姿が見つからない。

shk

宗哉?

そう後ろから声をかけられ振り向くと、俺が探していた人がそこに立っていた。

kn

史尹ここに居たんだ、!笑

shk

おー

shk

なんだ?小さすぎて見えなかったとでも言いたいのか

kn

そこまでは言ってないよ笑笑

kn

お待たせしました笑

shk

全然俺も来たところだからいーよ

shk

それより早く行こーぜ

kn

はいはい笑笑

kn

(自由だなぁ笑)

自由人だななんて思っていても、史尹の行動一つ一つが愛おしいと思ってしまうくらいに俺は彼に恋をしている。

平気なフリをしているが、実際のところはかなり鼓動が早い。表情に出てないか不安ではあるが、先を行く史尹の後ろを着いていく。

kn

(俺、今から大丈夫かなぁ?)

僕達は少し難しい

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