人間界のとある森。
そこには、古くから伝説で語り継がれている、 7体の悪魔が住まう屋敷があるという噂が囁かれていた。
人々はそれが本当かどうかを証明するために森に足を踏み入れたが、誰1人としてその屋敷を見つけられなかった。
──これは、そんな森奥に住まう悪魔達の物語。
人間
人間
この森に悪魔が──
レジア・フローズ
レジア・フローズ
人間
エシェ・エリック
森へとやってきた人間を脅かしている暴食の悪魔、レジア・フローズ。傲慢の悪魔、エシェ・エリックは、人間を脅かして遊んでいるレジアをたまたま見かけた。
エシェ・エリック
エシェ・エリック
レジア・フローズ
レジア・フローズ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
レジア・フローズ
レジア・フローズ
レジア・フローズ
レジア・フローズ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
エシェ・エリック
レジア・フローズ
エシェ・エリック
人間
人間
エシェ・エリック
どうしたもんか……。
アーゼル
ふわっ……
アーゼル
エシェ・エリック
アーゼル
アーゼル
そう呼んでくれないかい?
背後から現れたのは、地獄で生活する堕天使のアーゼル。 2人の人間に記憶消去の能力を使用し、気絶させた。
レジア・フローズ
レジア・フローズ
アーゼル
アーゼル
お留守番というより説明だけどね。
エシェ・エリック
エシェ・エリック
アーゼル
アーゼル
アーゼル
レジア・フローズ
まさか地獄に居たなんて……。
エシェ・エリック
エシェ・エリック
アーゼル
アーゼル
アーゼル
レジア・フローズ
アーゼル
アーゼルは、地面に倒れ込んでいる人間達を担ぐと、 そのままどこかへ行ってしまった。
重たい木製の扉が開かれる。 その先には、あたたかな光で照らされた空間──屋敷のホールがあった。
レジア・フローズ
エシェ・エリック
璃小狐 泣
ロザーリヤ・ブトーリナ
嫉妬の悪魔、璃小狐 泣(りこきつ なか)。 そして、色欲の悪魔、ロザーリヤ・ブトーリナ。
屋敷の中に、エシェとレジアの探していた2人が居た。 その様子を見るに、世間話でもしていたのだろう。
レジア・フローズ
レジア・フローズ
璃小狐 泣
璃小狐 泣
璃小狐 泣
何食べたい?
エシェ・エリック
エシェ・エリック
地獄まで行くぞ。
エシェ・エリック
レジア・フローズ
レジア・フローズ
ロザーリヤ・ブトーリナ
ロザーリヤ・ブトーリナ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
エシェ・エリック
「ご飯!!」と自身の空腹を必死に訴えるレジアを横目に、 エシェはローザに対して説明をしていた。
璃小狐 泣
璃小狐 泣
エシェ・エリック
エシェ・エリック
ロザーリヤ・ブトーリナ
ロザーリヤ・ブトーリナ
後で泣くんがご飯作ってくれるってよ?
レジア・フローズ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
レジア・フローズ
レジア・フローズ
エシェ・エリック
ロザーリヤ・ブトーリナ
ロザーリヤ・ブトーリナ
璃小狐 泣
璃小狐 泣
レジア・フローズ
レジア・フローズ
レジア・フローズ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
レジア・フローズ
璃小狐 泣
ロザーリヤ・ブトーリナ
4人が森を出て少し歩くと、アーゼルが待機していた。 その足元には青い魔法陣がある。
アーゼル
アーゼル
アーゼル
アーゼル
エシェ・エリック
エシェ・エリック
アーゼル
エシェ・エリック
エシェ・エリック
アーゼル
アーゼル
アーゼル
レジア・フローズ
ご馳走してもらえると聞いて大はしゃぎのレジア。 そういえば、とローザがアーゼルにずっと気になっていたことを質問した。
ロザーリヤ・ブトーリナ
アーゼル
アーゼル
ロザーリヤ・ブトーリナ
エシェ・エリック
エシェ・エリック
アーゼル
アーゼル
5人は地面に描かれている魔法陣の上に立つ。 アーゼルは魔法陣の中央に立つと、目を閉じて何かを唱えた。
すると、魔法陣から現れた青い炎が5人を包み込む。 炎に包まれてはいるが、不思議と熱さや痛みは感じなかった。
そして、視界が徐々に炎の青で染まってゆく。 完全に視界が遮られ、次に目を開けるとそこは──
アーゼル
アーゼル