天野 優馬
ふぅ〜
俺は優馬
図書館で、本探し中
天野 優馬
めんどくせ
いつもは探さねーのに
なんだよ
宿題なんて、もういらね
天野 優馬
あ、
そう思うと
1つ引き寄せられる本があった
天野 優馬
なんだこれ
天野 優馬
「100の物語」
〜同じ道を歩んだ者たち〜
〜同じ道を歩んだ者たち〜
天野 優馬
へー、これ読んでみよ
ペラ…
1人目…匠 なにも感じられない もう「死にたい」 と、匠は、言った。 それが全ての始まりだった。
天野 優馬
……
1つの本が光る それを手に取り、本を開く ゆっくりと開かれた本は 強く輝く 「眩しい」 思わず匠は、そう言う その中から黒のカゲから 現れた。 ゆっくりと匠は 視線を下に下ろしていく 「は?」 黒いカゲの手には 銀色に光る 尖ったものを持っていた。 「やめろ.近づくな!」 匠はそう言う。 だが、黒いカゲは、近づき
グサッ
黒いカゲは、満足そうに 死体を眺めた…
天野 優馬
うわ、すげーなこれ
天野 優馬
吸い込まれるわ〜
天野 優馬
続きも読んじゃお
天野 優馬
……
天野 優馬
終わった〜
天野 優馬
あれ?こんな暗かったか?
ガタ…
天野 優馬
動いた?気のせいか?
ガタッガタッガタッ
天野 優馬
ま、窓が動いてるよな…
天野 優馬
え?は⁉︎
足が勝手に動き出す。
天野 優馬
意味わかんね〜‼︎
天野 優馬
止まれって!
パタ.
窓のところで止まる
天野 優馬
なんだよ…あければいいのか?
天野 優馬
ま、さっきのもどうせ風だし
天野 優馬
いいか
バタン
天野 優馬
やっぱ、なんもねーじゃん
天野 優馬
あーあ、ちょっと期待してたのに、
天野 優馬
ていうか、人いねーな
下を覗き込む
天野 優馬
え…
下には
黒いカゲがこっちを見ていた…