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真一郎

なぁ…ッ

真一郎

マジで楼威帰ってこなくね?

エマ

もう日付跨いじゃうよ…

マイキー

何でいなくなってんだよ…

ここで何でと思っていた時点でもう取り返しはつかないということに

この時は気づかなかった

俺は片っ端から知り合いを呼んで楼威のことを伝えることにした

真一郎

なぁ、若…

真一郎

楼威が…

真一郎

楼威がッ…

あ〜、

居なくなったンでしょ

マイキー

は?

真一郎

若…なんか知ってんのかよ…

知ってるも何も

ムリして笑ってたよネあの子

いつものように棒をくわえながら淡々と話していた

そりゃあんな環境に居たら

俺だって出たくなるワ

マイキー

は?

マイキー

どこが悪かったってんだよ

テメェ脳みそ腐ってんのか?

何しても褒めてくんねぇ

ワガママのひとつも聞いてやれねぇ

妹の方にばっか関心持って

味方して

全部テメェらのしてきたことの

ツケが回ってきたんだよ

真一郎

ッテメェ!!

ガッ!!

…真ちゃん俺に掴みかかンのは勝手だけど

勝てると思ってんの?

…まぁ探すことに協力はする

マイキー

俺にとっても妹みたいなモンだったし

でも

例え見つけたとしても今のままのオマエらには渡さない

マイキー

は?

マイキー

どういうことだよ

そのまンまだタコ

少なくとも楼威のことを無意識に傷つけてたってことを

理解するまでは

見つけても渡さない

真一郎

ッ…

じゃあネ

今になってやっと後悔が募り始めた俺らはもう手遅れどころの話じゃないだろう

真一郎

…クッソ、

楼威がエマに何かを譲ることは多かった

好きな人でさえも譲った

でもその度に俺は

『本当にいい妹』だとそう思った

ただそれはきっと

真一郎

いいじゃなくて

真一郎

都合のいい…だったんだな、

とても優しい妹を持ったと

自分の誇りとさえ思った

無理して笑う妹の顔に気づかずにいた

第三者の若ですら気づいていたのになぜ身内の自分が気づけなかったのか

真一郎

近すぎると見えないこともある…か

真一郎

それにしてもダセェ…

本当に今更後悔が募るだけで

もう何も手元には残っていなかった

場地

マジかよ…

三ツ谷

楼威が…

千冬

信じらんないッスね…

ドラケン

それで捜すのを手伝って欲しい…か

マイキー

あぁ、

俺は楼威と面識のある東卍メンバーにお願いした

春千夜

マイキー

春千夜

悪いが…

春千夜

俺は東卍を抜ける

マイキー

は?

場地

おい春千夜!

三ツ谷

今は人数が必要な時だろ?

千冬

そうっすよ!

ドラケン

今は…

マイキー

…何でだよ

春千夜

ンなの

春千夜

テメェの妹すら大事にできねぇやつの下につくなんて

春千夜

バカバカしいと思ったからだよ

ドラケン

おい春千夜

春千夜

ンだよドラケン

春千夜

テメェも楼威のこと無視してエマンとこいったし同罪だな

マイキー

テメェ…

マイキー

エマを出すんじゃねぇよ

春千夜

エマを出した時にはこの反応

春千夜

なのに楼威を出した時には心底どーでもよさそうな反応しかみせなかった

場地

千冬

春千夜くん…

春千夜

いくらテメェらの血が繋がってなかろうと

春千夜

ありえねぇんだよ

春千夜

ぞんざいに扱ってたくせに

春千夜

いなくなった瞬間

春千夜

ピーピー喚く

春千夜

俺はもうそんなヤツには付き合ってらんねぇ

春千夜

勝手にやっとけ

三ツ谷

…まぁ俺らは俺らで捜そうぜ

千冬

…ッスね

ドラケン

楼威は…マイキーのこと大好きだし…

ドラケン

見たらまた昔見てぇに戻れるよ

マイキー

だよな

こんな甘い考えで片付けられるほどの問題じゃなかったことはこの後気づくことになった

三ツ谷

主がもう限界なので

三ツ谷

ちょタカちゃんで喋りやす

三ツ谷

クッソ寝みぃ

三ツ谷

えっと佐野家視点です

三ツ谷

佐野家は少しづつ楼威ちゃんを探しはじめますが

三ツ谷

どうなるのでしょう!

三ツ谷

そして春千夜の東卍引退は

三ツ谷

今後どのような影響がでるのか!

三ツ谷

それではまた次回!

三ツ谷

*-ω-)ノ"ばいちゃ
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