那柚
何この高校デカすぎでしょ…
私の前には、星宮男子高校と言うとてつもなく でかい建物がある 女子の私がなんで男子校の前にいるって? それは1日前に遡ること
那柚
はっ!どういうこと?
お父さん
だから、那柚には星宮男子高校に転校してもらうんだ。
那柚
なんで、私が男子校に行かないといけないのよ!
お父さん
確かに大好きな娘を男子校に通わせるのは心配だ。
でも楓汰がいるだろ?
でも楓汰がいるだろ?
楓汰と言うの現在高校2年生の兄
那柚
それでも絶対イヤ!
私は断らせてもらう!
私は断らせてもらう!
お父さん
そう言われても、もう手続きをおえてるんだ。
那柚
嘘でしょ!
お父さん
本当だ。
那柚
はぁ、もういいよ。
星宮男子高校に転校する!
星宮男子高校に転校する!
お父さんは今まで男手ひとつで私を 育ててくれた それはとても大変な事だと私を分かってる だから、星宮男子高校にどうしても転校して欲しいという 気持ちも分かる。 でも、これでも私は女で男なんがじゃないのに! そして今ここにいる。
那柚
男装もしないでいいのかな?
那柚
普通男子校に女を通わせちゃいけないでしょ
那柚
まぁいいや気にしない!
理事長室にて
理事長
あなたが那柚さんかな?
那柚
そうです。
理事長
ちょっと待ってね
担任の先生を呼べ出すから
担任の先生を呼べ出すから
那柚
はい
ピーンポーンパーンポーン 荒木先生、荒木先生 転校生がいます。 今すぐ理事長室に来てください
10秒後
荒木先生
失礼します
理事長
今から教室にこの子を連れて行ってくれ
荒木先生
俺のクラスにですか?
理事長
そうだが、何かあるのか?
荒木先生
いえ何も
那柚
?。なんだろう
荒木先生
じゃ那柚さん俺に着いてきてくだしい
那柚
はい
荒木先生
じゃあここで待っててください
那柚
廊下で待たされるのか
那柚
知ってはいたがやっぱ男子ばっかだなぁ
荒木先生
今日は転校生がいます。
遥輝
まじですか!
彗
美少女!美少女!
翔
ここは男子校だろ(笑)
女子は来ねぇよ!
女子は来ねぇよ!
彗
そうだったな!
那柚
どうしよう。
私女子なんだけど
私女子なんだけど
荒木先生
入ってきていいぞ!
那柚
は、はい
彗
え!女子?
荒木先生
自己紹介を
那柚
小泉 那柚です
翔
しゃぁ!女子だぞ!
荒木先生
騒がしいぞ!
遥輝
すいまっせん!
荒木先生
那柚さんには申し訳ないんだが、俺今日、出張だから
遥輝
代わりの先生来るんですか?
荒木先生
空いてる先生がいなくてな
適当に自主でもしとけ
適当に自主でもしとけ
那柚
(先生がそれでいいのか?)
遥輝
はーい!