/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ｷｷｰｯ
桜我
おい、てめぇ死にてぇのか
苺花
す、すいませんっ！！
苺花
ちゃ、ちゃんと、前、見てなくて...
桜我
ふざけんじゃねぇ、
桜我
俺じゃなかったら間違いなく警察沙汰になってるぞ
苺花
すっ、すいません！！
桜我
ま、俺は優しいから
桜我
許してやる
苺花
え、あ、あり、
苺花
ありがとうございます！！
桜我
あ、でもひとつ条件がある
苺花
え？
桜我
お前これから暇か？
苺花
え、はあ、
桜我
じゃあついてこい
桜我
後ろ、乗れ
苺花
わわわ、私、バイク乗ったことなくて...
桜我
いいから捕まってろ
苺花
ひぇ～～！！
10分後
桜我
着いたぞ
苺花
え、ここって...
桜我
知ってるのか？
苺花
はい！もちろんです！
苺花
かの有名なスイーツショップ
苺花
昭和元年から続くその店の名は、
苺花
「Soldora・Prince」
苺花
ですよね！？
桜我
あんた詳しいんだな
桜我
そーいや、名前は？
苺花
森本苺花です！
苺花
苺に花って書いていちご！
桜我
へぇー、スイーツ好きそうな名前だわぁ
苺花
はい！
苺花
お父さんがケーキ屋さんをやってて、わたしもいつかは...
桜我
お前、ケーキ屋さんで働きたいの？
苺花
え、はい、まあ、
桜我
へぇー、そんじゃ話早いじゃん
苺花
へ、
苺花
へ？
桜我
ま、とりあえず中入ろ
苺花
え、あ、はい
ｶﾗﾝｶﾗﾝｶﾗｰﾝ
店員
いらっしゃいませ！
桜我
2人だ
店員
かしこまりました～！
店員
こちらへどうぞ！
苺花
あ、はい
桜我
お前何食いたい？
苺花
え？
桜我
好きなの頼め
苺花
いいんですか？
桜我
嫌ならいい
苺花
たたたたた食べたいです！
桜我
どうせ全部頼むんだし
苺花
へ？
苺花
全部、頼むんですか？
桜我
ああ、
桜我
ケーキの研究のためにな
苺花
ケーキの研究って、、
苺花
もしかして
桜我
ああ、俺ケーキ屋営んでんだ
苺花
え！すごい！
桜我
おやじの店
桜我
親父が死んで次ぐ人いなくて俺が継いだ
苺花
嫌々、ですか？
桜我
最初はな
桜我
だけどやっぱり親父の血引ぃてんだわ、
桜我
才能があってな
苺花
自分で言う
桜我
なんか言ったか？
苺花
いえ何も
桜我
周りからは驚かれるよ、
桜我
昔は喧嘩ばっかりして
桜我
影では「ライオン」って呼ばれてたんだぜ笑
苺花
ら、ライオン笑
桜我
だけど、
桜我
俺やっぱケーキ好きなんだよ
苺花
そうなんですか...
桜我
そんでさ、
苺花
はい？
桜我
お前、俺の店で働かないか？
続きはいいね100で書きます🍓🦁
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
