南海
結翔
南海
さっきまでの雰囲気が南海があくびをしたことによってあっさりとぶち壊された。
南海
結翔
南海
楽しみで
結翔
結翔がそっと髪を撫でて軽々とお姫様抱っこをした。
南海
結翔
南海
結翔
南海はあっさりとベッドまで連れて行かれて寝転んだ。
結翔
結翔がぐっと南海を引き寄せてゆいとの腕に南海の頭が乗った。
南海
結翔
南海が心配しつつも目を閉じるとさっきの眠気が襲ってきて数秒で南海は眠りに落ちた。
南海
南海は目を覚まして手探りで時計を探す。時計は18時を指していた。
南海
結翔がいない。
寝た時は隣にいたはずの結翔がいない。南海はなかなか働かない頭をなんとか動かしながらベットを降りると、キッチンの方から音が聞こえた。
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔がフライパンでぶりを焼いているところが見えて南海は驚愕した。
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔はどうしても未経験というレッテルをすごく気にしている気にしているように南海には見えた。 南海だって経験人数はいるにしても好きな人とということは未だにない。
南海
結翔
南海は冷凍庫からラップしておいたご飯を出してレンジで温めながら食器を準備しておいた。
南海
結翔
南海
南海は食器が置いてある棚を見ながら2つないものを数えていた。お茶碗、お椀、お皿…
南海
結翔
南海
どんぶりやスプーン、お箸、フォーク、コップは二つずつあった。
結翔
南海
ひょこっと後ろに来た結翔に隠すように南海は棚の扉を閉めた。
結翔
南海
結翔
南海
特に隠す必要もないのだがインスタントラーメンの袋が二つもあることを知られるのがなんとなく恥ずかしくて棚を隠してしまった。
南海はもちろん料理もするがラーメンが大好きでインスタントラーメンをいつも家にストックしている。 一人暮らしには多いことかもしれないが少し見栄をはってしまった。
南海が買った紙皿を出して、結翔が作ったぶりの照り焼きを乗せる。
南海
結翔
南海
二人はテーブルで向かい合った。
南海
結翔
南海
結翔
結翔が作ったぶりの照り焼きは驚くほど美味しかった。
南海
結翔
結翔が照れ臭そうに笑うのを南海は幸せな思いで見つめた。
いつどのタイミングで結翔に特別な感情を抱いたのかはわからない。でも、確かに今南海にとって結翔は「好きな人」だ。
南海
ごちそうさまでした!
結翔
南海
あ、お椀ちょうだい、洗うから
結翔
南海は食器と調理器具を洗ってゴミを捨てて、ソファに戻って結翔の隣に座った。
そしてテレビをつけて再放送すると言っていたドラマのチャンネルに合わせる。
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔
南海
結翔
結翔がうれしそうに笑う。
その日はドラマを見た後、結翔と南海は一緒に就寝した。
次の日の朝
結翔
南海
結翔
南海
南海は玄関で結翔を見送ろうと思い、玄関で立っていた。
結翔
南海
結翔
南海
南海が片方の廊下に寄りかかる。
結翔
南海
ドアがパタンと閉じられた。
かと思うとすぐにドアが開いて、結翔がぎゅっと南海を抱きしめた。
南海
結翔
南海を抱きしめたまま結翔は唇を重ねてきた。
南海
結翔
キスが終わる。
結翔
南海
結翔が部屋を出た後南海は呆然と立ちつくした。
そして急に我に帰りなんとなく照れてしまってにやけた顔を隠すように顔を覆って部屋にうずくまった。







