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コメント
6件
胸が痛む😭 SixTONESは誰か欠けたら SixTONESじゃないんだよ
現実では絶対あって欲しくないことだけど… 最高ですありがとうございます( .ˬ.)"
うわあああ〜〜!!!😭💔💔💔 マジで胸がぎゅーってなった…。大我くんの手紙、一人ひとりにちゃんと想いを残してるところが切なすぎる…特に北斗への「大好きだった」ってとこ、普段不仲説あったからこそ響くよぉ… ジェシーとのハモりのくだりも「お前がいないと最高のハモりできないじゃんか」って台詞に涙腺崩壊した…。 みんなで誓い合った未来、絶対に守ってほしい。でもまだ大我くんが戻ってくる可能性信じて待ってる…!次話も読みます🌸💫
第十三話
『歌姫のいない、最初の夜』
死表現出てきます
苦手な方🔙
それでは
START
冷たい夜風がざざんと波打つ音と一緒に頬を叩く
ここは神奈川のあの海
SixTONESの結成が決まったときみんなで車を走らせて朝方まで未来を語り明かした始まりの場所
大我
俺はぽつりと独り言を溢した
月明かりに照らされた海は吸い込まれそうなほど静かで美しい
冷え切った指先でポケットから5通の手紙を取り出す
ジェシー、樹、慎太郎、高地、そして北斗
一人ひとりの顔を思い浮かべながら砂浜の上に丁寧に並べた
風で飛ばされないようその上に自分のスマートフォンをそっと重石代わりに置く
画面はもう何も映らない
SNSのアプリも罵詈雑言の通知もすべて消去してある
大我
不意に涙が堰を切ったように溢れ出した
本当はもっとみんなと歌いたかった
もっと一緒にドームの景色を見たかった
だけどネットの言葉に蝕まれた俺の心はもう限界だった
自分がここにいることで大好きなSixTONESの未来を汚してしまうのが何よりも怖かった
俺は波打ち際へとゆっくり歩みを進めた
冷たい海水が靴を濡らし足首を包み込んでいく
身体が凍えるような寒さに震える中俺は振り返り誰もいない暗闇の向こうへ声を絞り出した
大我
それがこの世界に残した俺の最期の言葉だった
溢れる涙を拭うこともせず俺は静かに碧い深淵のなかへとその身を沈めていった
樹
アクセルを踏み込む樹の車内は張り詰めた沈痛な空気に包まれていた
北斗が「海だ」と叫んだ瞬間全員の脳裏にあの日の景色が蘇った
大我の心が限界を迎えていると確信した今あいつが向かうのはあの場所しかない
車が砂浜の入り口に激しく急ブレーキをかける
ドアが開くのと同時に5人は夜の砂浜へと飛び出した
ジェシー
ジェシーの地を這うような絶叫が波の音に消される
慎太郎
慎太郎と高地が必死に携帯のライトで周囲を照らす
その時北斗の目に白い砂浜の上にぽつんと残された『何か』が映った
北斗
駆け寄るとそこには大我のスマートフォンと几帳面に並べられた5通の手紙があった
樹
樹が波打ち際へと全力で走り出す
優吾
高地が指差す先月明かりの届かない暗い海面に静かに浮かぶ人影があった
ジェシーと慎太郎が服のまま躊躇なく冷たい海へと飛び込む
必死の思いで抱き抱え砂浜へと引き揚げられた大我の身体は驚くほど軽くてそして氷のように冷たかった
樹
樹が泣きながら大我の胸を何度も叩く
ジェシー
ジェシーがその大きな身体を丸めて大我の胸に顔を埋めて号泣した
高地はただ震える手で大我の冷え切った手を握りしめ言葉にならない声を上げて泣いていた
北斗はその光景を少し離れた場所から立ち尽くしたまま見つめていた
あと一歩だった
あと数分俺たちが早くここに辿り着いていれば
あの夜洗面所でアイツの仮面を無理にでも剥ぎ取っていれば
北斗
北斗の目から大粒の涙が砂を濡らしていく
いくら名前を叫んでもどれだけ温もりを分け合おうとしても彼らの歌姫がその美しい瞳を再び開くことは二度となかった
主を失った楽屋の机の上にはあの海から回収された5通の手紙が静かに並べられていた
まだ誰もその封を切る勇気を持てずにいた
窓から差し込む夕日が白い封筒を赤く染めていく
樹
沈黙を破ったのは樹だった
震える指先で自分の名前が書かれた封筒を手に取る
それを合図にジェシー、慎太郎、高地、そして北斗もそれぞれの未来を奪った最期の言葉を手に取った
カサリと静かな部屋に紙を広げる音が響く
そこにはいつも見慣れた大我の少し丸みのある綺麗な文字が並んでいた
【高地優吾へ】
高地へ。 いつも最年長として、一歩引いてみんなを包み込んでくれてありがとう。 高地がいてくれたから、SixTONESはどんなときもバラバラにならずに済んだんだよ。 急にお気に入りのハットを押し付けたりして、変に思わせちゃったよね。 本当はね、俺がいなくなった後、俺の代わりに高地がそれを被って、みんなを温かく見守ってくれたらいいなって、そんな我儘な気持ちがあったんだ。 期待を裏切るような終わり方を選んでごめん。 高地の笑顔に、俺は何度も救われてたよ。 ありがとう。
高地は手紙を読んだ瞬間大我から貰ったハットを両手で強く抱きしめた
優吾
涙がハットのツバにポタポタと落ちて黒い生地を濃く染めていく
高地は声を押し殺すようにして肩を激しく震わせた
【森本慎太郎へ】
慎太郎へ。 慎太郎の底抜けの明るさと、誰よりも熱い優しさに、俺はいつも元気を貰っていたよ。 スニーカー、喜んでくれて嬉しかったな。 慎太郎は周りをよく見てるから、俺の異変にも、本当は少し気づいていたんじゃないかな。 それなのに、最後まで何もできなくてごめんね、なんて自分を責めたりしないでね。 慎太郎が笑ってくれるだけで、グループの空気はいつも救われていたんだから。 これからも、その太陽みたいな笑顔で、みんなを照らし続けてね。
慎太郎
慎太郎は机に突っ伏し子供のように声を上げて泣きじゃくった
大我から譲り受けたスニーカーを胸に抱きしめもっと早くに強引にでも話をしていればと悔しさに胸をかきむしられた
【田中樹へ】
樹へ。 たくさん我儘に付き合ってくれて、いつも俺の隣でマイクを握ってくれてありがとう。 樹はいつも自分のことより俺たちのことを優先して、必死にSixTONESを守ろうとしてくれていたよね。 みんなをまとめてくれてありがとう。 あの夜、俺の髪を撫でてくれた樹の手の温かさ、一生忘れないよ。 嘘をついて、大丈夫なフリをして、樹の優しさを裏切るような形になって本当にごめん。 でも、樹のラップの隣で歌えたこと、俺の人生の誇りだった。 樹、どうか一人で背負い込みすぎないでね。
樹は手紙を握りしめボロボロと大粒の涙をこぼした
大我のピアスが握られた手のひらにきつく爪が食い込む
樹
絞り出すような樹の悲鳴が冷たい楽屋に虚しく響いた
【ジェシーへ】
ジェシーへ。 ジェシー、いつも俺を「最高だ」って言ってくれて、真っ直ぐに愛してくれてありがとう。 ジェシーの「大丈夫」っていう言葉は、俺にとって魔法みたいだったよ。 だけど、ネットの冷たい言葉に心が負けちゃった。 ジェシーのあの大きな笑顔を、俺の暗い感情で曇らせたくなくて、何も言えずにいなくなってごめんね。 ジェシーの歌声は、世界を救えるよ。 だから、俺のぶんまで、その最高の歌声をたくさんの人に届けて。 SixTONESのセンターは、ずっとジェシーだよ。
ジェシーは手紙を見つめたまま大粒の涙をただただ流し続けた
いつも楽屋中に響いていたあの豪快な笑い声はどこにもない
ジェシー
ジェシー
ジェシーは大我の机にすがりつくようにして顔を覆って慟哭した
【松村北斗へ】
北斗へ。 北斗とは、周りからずっと「不仲」って言われてきたよね。 でもね、俺、本当は北斗のこと、ずっと大好きだったよ。 北斗のあの真面目なところも、お芝居に対して人一倍熱いところも、ずっと尊敬してた。 北斗がSixTONESの先頭を走って道を切り開いてくれる後ろ姿を見るのが、俺の誇りだったんだ。 上手く言葉にできなくてごめんね。 でも、北斗がメンバーでいてくれて、本当に幸せだった。 俺がいなくても、SixTONESのこと、みんなと一緒に引っ張っていってね。 今までありがとう。 大好きな、俺の相棒へ。
北斗はすでに涙で霞んで読めなくなった手紙をそっと胸のポケットに仕舞った
北斗
北斗
楽屋の中は、5人の嗚咽と激しい慟哭で満たされていた
誰の手元にも大我が遺していった「大切な片形」がある
それは大我がこの世界にいた確かな証であり彼らの心に一生消えない傷跡として刻まれた
どれだけ泣いても叫んでも手紙の主が戻ることはない
だけど5人は大我が命をかけて「迷惑をかけたくない」と守ろうとしたこのSixTONESという場所を絶対に無くさないと涙の中で固く誓い合っていた
互いの肩を抱き合いただひたすらに泣き続ける5人の姿を夕日はどこまでも静かに照らし続けていた
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
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#ご本人様には一切関係ございません
らびゅ🫶💕〜!
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