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#ご本人様には一切関係ございません
らびゅ🫶💕〜!
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第十四話
エピローグ
『6つの音』
START
京本が旅立ってから数年の月日が流れた
SixTONESは47都道府県を巡る大規模なアリーナツアーの最終日を迎えていた
会場は超満員のファンで埋め尽くされ熱気と興奮に包まれている
ステージのセンターでマイクを握る5人の姿はあの頃よりもずっと逞しく大人の色気を纏っていた
京本がいない喪失感を彼らは決して忘れたことはない
だけどあいつが命をかけて守ろうとしたグループを自分たちの手で絶頂へと導くこと
それが遺された俺達の使命だと信じて5人は必死に走り続けてきた
樹
樹の静かな曲紹介とともに懐かしいイントロが流れ出す
それは京本が生前に最も愛し一番美しく高音を響かせていた6人の始まりのバラードだった
客席が一斉に京本のメンバーカラーであるピンク色のペンライトで染まっていく
それはファンが自発的に始めた彼らの「歌姫」への祈りの光だった
ジェシー
ジェシーが真っ直ぐな声を響かせ樹が言葉を紡ぎ慎太郎が優しく支え高地が温かく包み込む
そして大我がかつて歌っていたパートに差し掛かったとき北斗がそっとマイクを天へと向けた
ステージの頭上スポットライトが誰もいない空間をぽつんと照らす
その瞬間会場全体に大我の歌声が重なった
5人が歌う声の裏で確かにあいつのハモりが響いている
それは幻聴ではなく俺らが大我の魂と一緒に歌っている証だった
北斗の目から一筋の涙が頬を伝う
北斗
歌いきった5人は互いに顔を見合わせて晴れやかな笑顔を浮かべた
もう楽屋で泣き崩れていたあの頃の彼らではない
悲しみをすべて背負い強さに変えたプロの顔だった
ライブが終わりすっかり夜も更けた楽屋
「お疲れ様でしたー!」というスタッフたちの声を背に5人はソファーに深く腰掛けた
慎太郎
慎太郎が京本から貰ったスニーカーの紐を結び直しながら愛おしそうに呟く
ジェシー
ジェシー
ジェシーがいつもの豪快な笑顔を取り戻し空を見上げるように笑った
優吾
高地が今でも大切に楽屋へ持ち歩いている京本のハットを愛おしそうに撫でる
樹
樹が京本のピアスが揺れる耳元を触りながらふっと優しく微笑んだ
俺は静かに上着の内ポケットに触れた
そこには、数年経った今でも色褪せない京本からの手紙が綺麗に仕舞われている
(大好きだよ、俺の相棒)手紙に書かれていたその言葉が今でも俺の心を支える一番の原動力だった
優吾
高地の声を合図に5人は立ち上がった
向かったのはあの神奈川の海
あの日と同じように車を走らせ辿り着いた砂浜には夜空いっぱいに満天の星が広がっていた
5人は波打ち際に一列に並び誰もいない「6人目」のスペースを自然と空ける
冷たい風が通り抜けたときまるで京本がそこにいてみんなの肩を組んだような気がした
北斗
北斗が海に向かって静かに語りかける
ジェシー
ジェシーが夜空へ向かって叫ぶとざざんと波が優しく応えるように音を立てた
彼らの旅路はこれからも続く
たとえ姿は見えなくても6つの音は永遠に重なり合いどこまでも高い青空へと響き渡っていく
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
コメント
4件
最高の終わり方だぁ
最高の終わりかたです やっぱり誰か欠けたら表面上はSixTONESじゃない けど、その表面だけじゃ表しきれないものが彼らにあるんだろうなって考えさせられた
うわぁ……読み終わってしばらく涙が止まらなかったよ😭💕 ピンクのペンライトの海、天に向けたマイク、そして海辺の満天の星――どのシーンも美しすぎて胸がぎゅってなった。 「6人目」のスペースを空ける5人の絆、ほんとに尊すぎる……! 京本の歌声が重なる幻聴じゃないハモリ、あれがもう切なくて優しくてずるいよ。 「6つの音」のタイトル回収も含めて、最高のエピローグでした。雪村さん、この物語を届けてくれてありがとうございます🌸