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俺と横原先輩
第8話
影山拓也
飛部高校 2年生 サッカー部 学年リーダー 生徒会にも所属 横原との距離は一向に縮まらず…
横原悠毅
飛部高校 3年生 影山への想いを内に秘めている
基俊介
飛部高校 3年生 影山の横原に対する想いに勘づく
椿泰我
飛部高校 2年生 ダンス部 兼 写真同好会 影山の親友
鈴木大河
飛部高校 1年生 サッカー部 生徒会にも所属している
佐藤新
飛部高校 1年生 部活不詳 鈴木の友達
松井奏
飛部高校 1年生 野球部マネージャー 横原に異常に懐いている
基俊介
夏休みが終わり、2学期に入った
基俊介
基俊介
女子生徒(2年)
鈴木大河
基俊介
基俊介
基俊介
影山拓也
影山拓也
女子生徒(2年)
女子生徒(2年)
基俊介
影山拓也
鈴木大河
基俊介
元々、生徒会長の仕事には 少し興味があった
自分にその役が務まるのか 正直、自信がない
けど、 3人の言葉に背中を押された気がした
影山拓也
基俊介
基俊介
基俊介
そんなこんなで、 俺は正式に生徒会長になった
椿泰我
椿泰我
影山拓也
椿泰我
影山拓也
影山拓也
椿泰我
椿泰我
影山拓也
椿泰我
影山拓也
影山拓也
椿泰我
影山拓也
椿泰我
影山拓也
椿泰我
影山拓也
影山拓也
椿泰我
影山拓也
椿泰我
2学期に入っても、 生徒会室にはいつものメンバーが 集まった
横原先輩を除いて
影山拓也
鈴木大河
松井奏
椿泰我
基俊介
影山拓也
基俊介
影山拓也
影山拓也
基俊介
影山拓也
基俊介
基俊介
鈴木大河
基俊介
基俊介
椿泰我
鈴木大河
佐藤新
松井奏
基俊介
基俊介
影山拓也
基俊介
椿泰我
基俊介
基俊介
影山拓也
佐藤新
松井奏
基俊介
基俊介
影山拓也
「相手は受験生、 突っ走りすぎないように」
椿くんが前言ってた言葉を思い出した
アプローチの仕方を何度も 考えてきたけど、
俺の気持ちは 迷惑になっちゃうかな
影山拓也
基俊介
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
椿泰我
基俊介
鈴木大河
基俊介
影山拓也
椿泰我
基俊介
基俊介
時は流れ
体育祭の日がやってきた
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
基俊介
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
前から思ってたけどよこ、 結構タクのこと気に入ってるよな
松井奏
松井奏
基俊介
横原悠毅
松井奏
鈴木大河
佐藤新
基俊介
鈴木大河
佐藤新
鈴木大河
基俊介
佐藤新
放送委員
松井奏
タクが紹介されると、 女子たちが明らかにざわついた
女子生徒
女子生徒
女子生徒
女子生徒
生徒会長になってから、 タクの人気は爆上がり
俺が生徒会長の時は 何もなかったのにな〜
……
別に? 嫉妬とかじゃないですけど?
佐藤新
鈴木大河
佐藤新
鈴木大河
基俊介
松井奏
基俊介
鈴木大河
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
パンッ!
そんなくだらないことを話していると 借り物競争がスタートした
佐藤新
松井奏
横原悠毅
基俊介
借り物競争は まず1周走らないといけないんだけど タクがほぼ独走状態だった
松井奏
タクはトップで 箱からお題を引いた
佐藤新
鈴木大河
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
ガチでこっちに向かってきてる
お題何引いたんだろ
どんどん影山くんが近づいてくる
気のせいか 俺とずっと目が合ってる気がする
もしかして俺? んなわけないよな…?
そんなことを思っていると
影山くんは いつの間にか俺の目の前にやってきて
影山拓也
そう言って 俺の手を強く引っ張った
予期してなかったことに 身体が追いつかず 俺はその場で転けてしまった
横原悠毅
基俊介
影山拓也
影山拓也
そう言って影山くんは おんぶする姿勢になった
横原悠毅
全然大したことないし普通に走れる
なのに、
影山拓也
そう言って、影山くんは俺を無理やり 背中に乗せて走り出した
俺は全く抵抗できなかった
影山拓也
女子生徒
女子生徒
あーやば 女子たちが騒いでるよ
放送委員
放送委員
影山拓也
いや、あともう少しって…
そもそも、 なんで俺おんぶされてんの?
放送委員
放送委員
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
そう言って影山くんは 俺をゆっくり降ろしてくれた
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
それよりも、みんなの前で おんぶされた方が大丈夫じゃないわ笑
女子生徒
女子生徒
女子生徒
女子生徒
ザワザワ…
やばい、めっちゃ目立ってる
早くこの場から離れたい そう思っていると
影山拓也
横原悠毅
影山くんは 俺の手を引いてまた走り出した
キャー!
女子たちから悲鳴があがる
佐藤新
佐藤新
松井奏
基俊介
タク、よこのこと 意外と本気だったりする?
だとしたら、
やーばい ニヤニヤ止まんねぇ笑
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
さっきから 手引っ張られたり、おんぶされたり、 これどうなってんの?
まじで理解が追いつかない
てか、普通に平静を装う方が無理
影山拓也
まじで何考えてんだ?影山くんは
俺がどんな気持ちか 全然分かってないだろ
横原悠毅
横原悠毅
俺を選んだ理由は?
「面白いやつ」とか?
影山拓也
影山くんは、ポケットの中から お題の書かれた紙を出した
そこには
「文化祭、一緒にまわりたい人」
そう書かれていた
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
俺はなんでっていう気持ちと 嬉しいっていう気持ちで 何にも言えなくなった
横原悠毅
影山拓也
ほらまた
愛おしそうな目で俺を見つめてくる
まじでこいつ、なんなんだよ…
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山くんは、 驚くぐらい笑顔で喜んでいた
それを見て俺も つられて笑ってしまった
放送委員
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
ここ数分の出来事がどれも急すぎて よく分からん
一旦ベンチに座って 冷静に振り返る
横原悠毅
嬉しい
今だけは素直に嬉しさを受け止めたい
たまには素直になったって いいじゃないか
基俊介
椿泰我
体育祭の片付けの手伝いが終わり、 みんなで少し休んでいた
基俊介
椿泰我
基俊介
基俊介
基俊介
佐藤新
基俊介
基俊介
松井奏
鈴木大河
基俊介
基俊介
基俊介
椿泰我
知ってる
文化祭一緒にまわるってこと かげから聞いた
けど、これは 俺からは絶対言っちゃいけない
基俊介
椿泰我
基俊介
基俊介
基俊介
椿泰我
もってぃ先輩、鋭すぎるな
いや、かげが分かりやすすぎるのか?
とにかくここは 静かに時が過ぎるのを待とう
鈴木大河
鈴木大河
佐藤新
基俊介
鈴木大河
佐藤新
鈴木大河
鈴木大河
佐藤新
3人で話が盛り上がってる
冷や汗止まんない!
椿泰我
奏と目が合った
何か伝えたそうな顔をしている
もしかして
椿泰我
そう口パクで聞くと 奏は小さく頷いた
2人で乗り切ろう そう目で語り合った瞬間
基俊介
基俊介
捕まった…!
椿泰我
松井奏
椿泰我
基俊介
こういう時のもってぃ先輩って 怖いんだよな〜
掴んだら離さないって感じで
椿泰我
このタイミングでかげが来たらまずい
ここは穏便に…
影山拓也
いや来るのかよ!!
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
基俊介
影山拓也
言う通りに座ると 基先輩が少し真剣な表情で
基俊介
基俊介
基俊介
影山拓也
どうして?!
もしかして、2人が言っちゃった?!
椿くんと奏の方を見ると 2人は同時に首を大きく横に振った
2人が言ったわけじゃなさそう…
てことは、普通にバレたってこと?
基俊介
影山拓也
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
基俊介
佐藤新
基俊介
基先輩はとことん詰める タイプだからな〜笑
これはもう逃げられないか
影山拓也
椿泰我
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
基俊介
影山拓也
影山拓也
基俊介
佐藤新
影山拓也
基俊介
影山拓也
鈴木大河
松井奏
椿泰我
影山拓也
基俊介
影山拓也
基俊介
鈴木大河
佐藤新
影山拓也
基俊介
影山拓也
影山拓也
基俊介
佐藤新
椿泰我
椿泰我
基俊介
松井奏
鈴木大河
影山拓也
基俊介
鈴木大河
基俊介
基俊介
基俊介
影山拓也
基俊介
影山拓也
基俊介
基俊介
影山拓也
佐藤新
松井奏
基俊介
鈴木大河
影山拓也
でも、
基俊介
基俊介
影山拓也
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
影山拓也
鈴木大河
鈴木大河
基俊介
影山拓也
影山拓也
俺は決めたことに向かって 突っ走っちゃうところがある
急がなくていい、そう言われて 今の俺がその状態になっていたことに気付いた
好きなら、今想いを伝えなきゃって どこかで思ってしまっていた
基俊介
影山拓也
基俊介
影山拓也
基俊介
椿泰我
基俊介
基俊介
基俊介
基俊介
松井奏
松井奏
佐藤新
基俊介
基俊介
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
松井奏
影山拓也
佐藤新
椿泰我
鈴木大河
基俊介
松井奏
1時間目が終わった休み時間
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
なんで知ってんだよ
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
体育祭での影山くんとの一件から 俺は元々爆モテだったのが、 もっと爆モテになった
だけど、 受験を理由に全て断っている
基俊介
基俊介
こいつ、からかってんな
横原悠毅
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
……は?
基俊介
基俊介
じゃっ!じゃねぇよ
「よこは」って何?
影山くんは違うってこと?
例えそうだったとしたら?
横原悠毅
例えそうだったとしても
この気持ちは伝えないし、 応えることもない
だって
卒業したら俺は…