ドSな生徒会長

恋してるかしてないかでぎゃーぎゃー騒いでたら

会長がドアを蹴って俺達を黙らせた

時刻は午後12時

とっくに昼休みに入っていた

そう言って俺は無理矢理腕を引っ張っられて学食に連れてかれた

学食

女子生徒が一気にあいつに押し寄せてきて俺は無理矢理引き離されてしまった

そんな事心の中で思ってもあいつは気付くはずがない

鬼の形相で見つめるあいつ

でも何故か恐怖心はなく、ただその瞳にドキドキする自分がいた

会長は……って

まだ囲まれてんのか

いつになっても女子達ほんと飽きないな……

そんな事を考えてた間に会計を済ませて俺にカレーパンを渡してくれた

後ろから肩を掴まれてびっくりする俺

振り返るとそこには鬼の形相をした会長がいた

会長も嫉妬するんだ……

自分だけ知っている会長の顔を見る事ができて少し嬉しかった

俺は考えた

ほんとに会長は俺のことが好きなのかな？

俺が一方的に考えてるだけじゃないよな？

とは言え相手は生徒会長

付き合ったら付き合ったで絶対女子に恨まれる

俺は一旦冷静になって寝た

俺は急いで準備して学校に向かった

何とか校門がある所まで走ってきた

間に合うように全速力で走る

後ちょっとで入れると思ったその時

運悪く会長に目をつけられてしまった