ジン
ここが西風騎士団だ、
クルミ
お邪魔します…?
リサ
あら、ジンおかえり。
ジン
リサ、ただいま
リサ
あら、かわい子ちゃんまで…よろしくね、私はリサよ
クルミ
私はクルミ、よろしく
ジン
では本題に入ろう。最近モンド近くのヒルチャールの動きが活発になっている。それも大量にな。西風騎士団のみんなで手分けをしているんだが手が回らない状態だ。さっきスライムの集団が来たのもこの件に関わってくるだろう。もし良ければ手を貸してくれないか?
クルミ
なる程ね、手を貸すのは構わないわ。それが冒険者の役目でしょ?
ジン
…!ありがとう、感謝する。ではクルミはガイアと行動を頼む。これからガイアが行く方向にはヒルチャールが多くいると聞く。
クルミ
了解、行きましょう。
ガイア
他のみんなも気をつけろよ。
クルミ
貴方の方向って何処?
ガイア
こっちだ、それにしても何故冒険者を目指そうと思ったんだ?
クルミ
…特に理由はないの。ただ単にやる事が無くて暇だった…。
ガイア
空とは違った理由か
クルミ
さっきも言ってたけど空って?
ガイア
…モンドの風魔龍が暴れていた事件を知っているか?
クルミ
えぇ、兄から聞いたわ
ガイア
その時に金髪の異邦人が有名になったはずだ
クルミ
…あ、もしかして三つ編みの!?
ガイア
どうやら知っていたようだな。そいつだ。空の助けが無ければモンドは恐ろしい結末を迎えていただろう
クルミ
その人と私…何か関係があるの?
ガイア
モンドに来る瞬間が似ていたんだ。モンドが危機的状況の時に現れる冒険者…はは、期待しているぞ
クルミ
……?
ガイア
さて…そろそろ戦闘準備をした方がいいぞ
クルミ
ヒルチャール……数が多いわね
ガイア
右は任せたぞ
クルミ
左の方が強いヒルチャール多いけど大丈夫?
ガイア
恐く、
クルミ
…終わったら行くわ
( ヒルチャールの方へ行 )
( ヒルチャールの方へ行 )
ガイア
…頼もしいな、まるで代理団長の様だ
クルミ
はぁっ!
( 槍を振り回し )
( 槍を振り回し )
ヒルチャール
ぎゃぁぁぁぁ!!
ヒルチャール
ランランル~!
クルミ
遅い
( 後ろから槍で刺し )
( 後ろから槍で刺し )
ヒルチャール
ぎゃぁぁぁぁ!!
クルミ
…え、?弱…元素スキル使う意味もなさそうね…ガイアさんの方は大丈夫かしら
ガイア
はぁっ!
( 剣を振り回し )
( 剣を振り回し )
ヒルチャール
ぎゃぁぁぁぁ!!
ヒルチャール
ランランル~
ヒルチャール
ランランル~
ガイア
氷のアビス…俺の嫌いな属性だ、
クルミ
そんな事言ってる暇ないでしょ?
( アビス2体をなぎ倒し )
( アビス2体をなぎ倒し )
ガイア
………、なるほど、
クルミ
怪我は?
ガイア
大丈夫だ、ありがとう
クルミ
じゃあ戻りましょう
ガイア
走って帰るか?一番乗りになれるかもしれないぞ?
クルミ
じゃあ競走ね?よーいスタート!
ガイア
あっ、面白い奴だな
( 追いかけ )
( 追いかけ )
??
……クルミ、岩王帝君の妹…目障りな存在になりそうね…。
クルミ
いっちばん!
ガイア
…………はぁ着いた、足速いな、
クルミ
よし、満足。
ガイア
代理団長もいないな…
リサ
あら、かわい子ちゃん達?
クルミ
リサさん、
リサ
もう帰ってきたの?流石ね、
クルミ
他のみんな大丈夫かな…
ガイア
手紙が届いている…少し見てくるから2人で話していてくれ
( 部屋から出 )
( 部屋から出 )
クルミ
分かった
リサ
嫌な予感がするわね…
クルミ
リサさんは行かなかったの?
リサ
私は戦いに不向きだからね、ここの図書館司書よ
クルミ
なるほど、そうだったんだ
リサ
何か借りたい本があったら言ってね
クルミ
うん、ありがとう
ガイア
クルミ、すぐに出れるか?
クルミ
え?何かあったの?
ガイア
代理団長の方にモンドに出現するはずのないヒルチャールが現れたそうだ。今アンバーが向かっている。行けるか?
クルミ
勿論、すぐ行きましょう
リサ
本当に助けが必要な時は私に連絡して、すぐに他の騎士団の人を送り込むわ。
ガイア
感謝する、
クルミ
何あの大きい敵…
ガイア
あいつは…アビスの使徒落霜だ!
クルミ
名前からして強そう…とりあえず助けに行こう!
ガイア
そうだな、
クルミ
せい!
( 槍を刺そうと )
( 槍を刺そうと )
アビスの使徒落霜
( 避け )
ジン
クルミ!
ガイア
大人しくしやがれ!
( 元素スキルを使う )
( 元素スキルを使う )
アビスの使徒落霜
( 少しくらえば反撃しようと )
ガイア
ぐっ…
アンバー
ガイア先輩!
ガイア
大丈夫だ…、
クルミ
……、なるほど
アビスの使徒落霜
……
( クルミの前に立ち )
( クルミの前に立ち )
クルミ
…!?
ジン
…クルミ!
アビスの使徒落霜
( 攻撃しようと )
クルミ
( 後ろに下がり回避する )
アビスの使徒落霜
…流石だな、
クルミ
えっ?
アビスの使徒落霜
( 攻撃し )
クルミ
ぐっ…!
ジン
させない…!
( 元素スキルで攻撃し )
( 元素スキルで攻撃し )
アビスの使徒落霜
っ…
( 少し後ろに吹き飛ばされ )
( 少し後ろに吹き飛ばされ )
クルミ
ふふっ、許さないからね
( 左手を前に出せば力強く拳を作る。その瞬間敵以外のみんなにシールドが張られ )
( 左手を前に出せば力強く拳を作る。その瞬間敵以外のみんなにシールドが張られ )
ジン
これは…!
クルミ
ほら、戦うわよ。
ジン
あ、あぁ
クルミ
岩の力は偉大よ。
( 色々な所から岩が落ちてくる。その岩々は方向を変え敵へと向かい )
( 色々な所から岩が落ちてくる。その岩々は方向を変え敵へと向かい )
??
( 剣で全ての岩を切る )
クルミ
……!?
??
先に戻ってて。
アビスの使徒落霜
はっ。(消)
ジン
お前は……
??
話があるのはクルミだけ、
クルミ
…私は貴方に話はないわ
??
冒険者なんてやらず…兄の所で隠れていればいいものを
クルミ
………貴方は誰?
??
…『姫』とでもいっておこうかしら
クルミ
姫…?
??
邪魔はしないで、次邪魔をしたら貴方の兄の無事は保証しないわ
クルミ
あら…貴方じゃ勝てないわ、
??
それはどうかしらね、また会いましょう
クルミ
私は会いたくないけどね…、
??
(消)
クルミ
……ほんとに誰よ、
ジン
……ガイア
ガイア
了解した
アンバー
………
クルミ
え、え?
ジン
騎士団に戻ろう。全てを説明する。
クルミ
……?