俺は彼女のことを知らない
こんなに美しく儚げな彼女を 忘れるわけが無い。
でも、
この声は 聞き間違え用が無いあの声だ
俺がいつも聞いている声。
彼女
そっか。
彼女
(俯く)
俺
っ!⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄……
俺は、俯いた美しい彼女に
一目惚れしてしまった。
俺
っ、あのっ!
彼女
……?
俺
お名前は?
彼女
………………
彼女
…月雫……
彼女
……優里香……
優里香
…月雫 優里香…です……
俺
月雫 優里香………
俺
(素敵な名前だ…)
でも、
やっぱり、
俺
(君の事は知らない。)
優里香
私の事、分かりませんか……?







