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Señorita

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Señorita

2 - Episode2

♥

120

2023年09月29日

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Jungkook

いきなり押しかけて、

Jungkook

今さら何の用?

Seojun

最近どうしてるかなーって

Jungkook

わざわざ来なくても、

Jungkook

連絡してくれれば、

Seojun

どっちにしろ会ってくれるんだな

Jungkook

っ、、

Seojun

俺さ、あいつと別れた

Seojun

やっぱりお前じゃなきゃダメだ

Jungkook

僕のこと、捨てた

Seojun

それは悪かったと思ってる

Seojun

もう一度、やり直そう

Jungkook

、、、

Seojun

俺のことまだ愛してるだろ?

Seojun

顔に出てる

Jungkook

愛してなんか、、

その時、スマホが鳴った

テヒョンさんだった

Jungkook

、、、っ

Seojun

、、もう他の男か

Seojun

どのみちお前は俺をこの部屋に入れたんだから、逃げ場はない

Seojun

お前は俺より力が弱いし、メンタルだって弱い。俺が必要だろ?

彼が近づく

Seojun

俺とやり直すしかないんだよ

Jungkook

来ないで、

Seojun

逃げんなよ

彼が僕を押し倒した

Seojun

お前は、俺に抱かれてろ

彼は僕を気が済むまで抱いた

最低でも愛していた彼なのに、

心が満たされることは無かった

彼が帰ってから、僕はフラフラと夜の街を歩く

行く宛てもなく、ただ歩いた

しばらくすると雨が降ってきて、傘を持っていない僕を濡らしていく

Jungkook

、、、ついてないなぁ、

既に閉店している店の壁にもたれかかって座る

うなだれていると、突然何かが雨をさえぎった

Jungkook

、、?

Jimin

夜の街で拾うの、二回目なんだけど

Jungkook

ジミンさん、

彼は傘を僕に傾けたまま言った

Jimin

そんなびしょ濡れで何やってんの

Jimin

風邪引くよ

Jungkook

僕、、ダメな人間なんです

Jungkook

もう、どうすればいいのか分かりません、、

Jimin

、、、今日はあの店休みだから

Jimin

うち来なよ

Jungkook

えっ

Jimin

ほら立って

Jimin

行くよ

Jungkook

お邪魔します、

Jimin

とりあえず服脱ぎな

Jungkook

へっ、、

Jimin

濡れてて気持ち悪いでしょ

Jimin

着替え持ってくるから

Jungkook

あ、、はい

親切な人だなぁ、

こんな僕を気にかけてくれて

Jimin

はい

Jimin

サイズたぶん合ってると思う

ジミンさんに手渡された服に着替え、ソファーに腰掛ける

Jimin

、、何があったの

Jungkook

、、彼が、マンションの入口で僕を待っていました

Jimin

え、それストーカーみたいなものじゃん

Jungkook

僕は彼を部屋に入れてしまいました、、

Jungkook

そして、、

Jungkook

抱かれました

Jimin

!!

Jungkook

そんなつもりじゃなかった、

Jungkook

少し話せれば、それで良かったのに

彼を、引き離せなかった

Jimin

、、、悪いことは言わない

Jimin

だけど、そいつと会うのはやめな

Jimin

まさか復縁なんてしてないよね?

Jungkook

彼は僕を抱いて逃げるように帰っていきました、

Jungkook

復縁はしてません

Jungkook

だけど、

Jungkook

もし、また彼が僕に会いに来たら、復縁してしまうかもしれない

心のどこかで、まだ彼を愛している

Jimin

そっか、

Jimin

、、テヒョナには連絡した?

Jungkook

番号は教えて貰ったんですけど、まだ電話出来ていなくて、

Jimin

今から呼ぶ

Jungkook

えっ?

Jungkook

そんな、申し訳ないですよ、!

Jimin

ジョングギが苦しい思いして、一番心配してるのはテヒョナだよ

Jimin

あいつ、顔には出さないけどジョングギのことすごい気にかけてるから

Jungkook

つい最近会ったばかりの僕を、?

Jimin

そうだとしても、

Jimin

あいつにとってジョングギは特別なんだよ、きっと

特別、、?

Jimin

連絡しておくから、そこで寝てなよ

ドアの開く音で目が覚めた

僕の目の前には、コンビニの袋を手に持ったテヒョンさんがいた

傘をさしてこなかったのか髪が少し濡れている

Taehyung

体調は?

Jungkook

あ、、大丈夫です

Taehyung

一応ゼリーとか買ってきたから

Jimin

なぜ?

Taehyung

いや、何となく、

Jungkook

なんかすみません、

Taehyung

謝らなくていいよ

Taehyung

電話してくれれば迎えに行ったのに

Jungkook

すみません、

Taehyung

話はジミナから聞いたから

Taehyung

、、今日は家に帰らないで

Taehyung

スマホも見たらダメ

Taehyung

あいつから電話が来ても出ないで

Jungkook

はい、

テヒョンさんが僕を抱きしめた

Taehyung

無理してあいつを忘れろなんて言わないけど、、

Taehyung

ジョングガの事を大切にする人は他にもいる

Taehyung

苦しい時は頼っていいんだよ

Jungkook

ありがとうございます、

あぁ何でこの人は、

こんな僕のことを気にかけるんだ

気付けば涙が頬を伝っていた

Taehyung

泣くなよ、笑

Jungkook

っ、、嬉しくて、

Jimin

テヒョナの言う通り、頼ってよ

Jungkook

はい、、っ

Jungkook

いらっしゃいませ、、

Jungkook

っ、、なんで

Seojun

来ちゃった

バイト先に彼が来た

ここでバイトしてること、知らないはずなのに

Seojun

いや〜大変だったよ

Seojun

この場所突き止めるまでどれだけ苦労したことか

Jungkook

、、帰って、

Seojun

何でそんなこと言うんだよ

Seojun

てか俺、一応客だからね?

Jungkook

っ、、

Seojun

そんな反抗的な目で見るなよ笑

Seojun

何だよ、新しく恋人でも出来たのか?

Seojun

あのテヒョンってやつ?

Jungkook

テヒョンさんは関係ない、、!

Seojun

ふーん、、

Seojun

まぁ、バイト終わるまで待ってるから。あ、コーヒーひとつね

Jungkook

、、っ

バイトが終わってから、彼は僕をファミレスに連れてきた

どうしよう、会うのやめなって言われたのに、、

逃げなきゃ、、

Jungkook

(足が動かない、、)

Seojun

何してんの

Seojun

座りなよ

Jungkook

あ、、うん、

Seojun

それで、考えてくれた?

Jungkook

え、

Seojun

やり直すって話

Seojun

この前は、ヤり逃げみたいになってごめん。ちゃんと話そうと思ったんだけど

Jungkook

、、、

Seojun

俺、本当にお前を愛してるんだよ。浮気だってもうしない

Seojun

俺にはお前が必要なんだよ

あぁダメだ。流されそう

僕は彼の事をまだ愛しているのだろうか

Jungkook

(違う、、)

僕の心に寄り添ってくれるのは、テヒョンさんだ

彼じゃない

Jungkook

、、悪いけど、

Jungkook

やり直すつもりはないんだ

Jungkook

だから、もう僕に関わらないで

Seojun

っ、、あぁそうかよ

Seojun

やっぱりあのテヒョンってやつだろ。そいつの事が好きなんだろ

Jungkook

ちがっ、、

Seojun

ふざけんなよ

Seojun

俺は諦めない。お前と必ずよりを戻す

Jungkook

僕は、、

Jungkook

僕はもう、

Jungkook

君を愛していないんだよ

そう言った瞬間、コップに入った水をかけられた

Seojun

俺がいなきゃ何も出来ないくせに

Seojun

お前には俺が必要なんだよ

走り去っていく彼を、ただ見つめた

Jungkook

はぁ、、

Jungkook

また濡れちゃった、、

この作品はいかがでしたか?

120

コメント

1

ユーザー

すごく続きが楽しみです💖

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