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Señorita

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Señorita

3 - Episode3

♥

101

2023年09月29日

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気付けばあのバーにいた

今まで飲んだことの無い量の酒をただひたすらあおり、

酔いが回ってテーブルに突っ伏した

Jungkook

(僕は何をしてるんだろう、)

彼にちゃんと伝えた

よりを戻すつもりはない、と

だけどダメだった

Jungkook

はぁ、

Taehyung

飲みすぎ

Jungkook

、、テヒョン、さん、

Taehyung

びしょ濡れじゃん、

Taehyung

水かけられた?

Jungkook

、、僕、

Jungkook

どうしたらいいんでしょうか

あぁ、もしもテヒョンさんが恋人だったら、、

幸せだろうな、

アルコールのせいだろうか

判断力が鈍くなっている

僕の顔を覗き込む彼の唇に、そっと自分の唇を重ねた

Jungkook

ん、、

Jungkook

あれ、、

ここはどこだろう

知らないベッドの上に寝かされている

Taehyung

起きた?

Jungkook

、、、は、

思い出した

あのバーで酒を飲んで、酔った僕はテヒョンさんに、、

キスをした

Jungkook

ごめんなさい、、っ!

Jungkook

キスなんてしてしまって、、

Jungkook

お金も、、っ

Taehyung

あぁ、気にしないで笑

Taehyung

ジョングガだいぶ酔ってたし

Taehyung

キスしたこと、覚えてたんだ

Jungkook

思い出しました、、

Taehyung

あ、手は出してないから安心して

Taehyung

本当は襲いたかったんだけど、

Jungkook

えっ

Taehyung

冗談

Taehyung

シャワー浴びておいで

Jungkook

はい、

シャワーを浴びて戻ると、テヒョンさんがベッドの上で待っていた

Taehyung

何があったか話してくれる?

僕は今までの事を全て話した

Taehyung

、、はぁ、

Taehyung

そいつヤバい奴じゃん、

Taehyung

でも、ちゃんと断ったのは偉かったね

Jungkook

、、僕、どうすれば、

テヒョンさんが僕を抱き寄せる

Taehyung

大丈夫

Taehyung

おれがいるから

Jungkook

っ、、はい

彼の顔が近づいて、

僕にそっとキスを落とした

戸惑って彼を見ると、彼も僕を見た

Taehyung

ごめん、

Taehyung

こんなつもりじゃなかった、

Jungkook

テヒョンさん、

再び彼に口付ける

Jungkook

後悔はしません

僕の体はゆっくりベッドに沈む

彼の舌が首筋をなぞった

あぁこんなの間違ってる

テヒョンさんと一線を越えてしまうかもしれない

だけど、

もう引き返せない

Jungkook

、、っ、

訳もなく涙が流れた

その涙を彼が舐めとって、額に優しくキスを落とす

彼に抱かれたい

めちゃくちゃにされて、全てを忘れてしまいたい

僕は彼にただ身を任せた

目を覚ますと、隣にテヒョンさんが寝ていた

あぁ、一線を越えてしまった

Jungkook

ごめんなさい、、

Taehyung

何で謝るの

Jungkook

起きてたんですか?

Taehyung

ジョングガは何も悪くない

Taehyung

おれが、

Taehyung

止めなかったから、

Jungkook

いえいえ、、そんな、

Jungkook

僕が悪いんですよ、!

Taehyung

、、お互い様か、笑

Jungkook

ですね、笑

彼はしばらく伏せていた顔を上げた

Taehyung

おれたちはただの友達

Taehyung

だから、今回のことは忘れて

Jungkook

え、

Taehyung

ジョングガも、

Taehyung

気持ちの整理が必要だと思う

Taehyung

こんな、流されて関係を持つのは間違ってる

Jungkook

、、、そう、ですね、

それだけ言うと、彼は身支度をして出て行った

これで良かった

これが正しい距離感なんだ

そんなの分かってる

Jungkook

分かってるけど、

彼のいなくなった部屋が、無駄に広く感じた

テヒョンさんと会わなくなって二週間が過ぎた

連絡も取り合っていないから、どこで何をしているか分からない

彼のことばかり考えて、バイトでのミスも増えた、、、気がする

そして、相変わらず元彼からの連絡は絶えなかった

バイト先にまで会いに来る日は少なくないし、無視をすればバイトが終わるまで待たれて暴力をふるわれるようになった

Jungkook

(今日も来た、、)

警察に行くべきだろうか

Jungkook

(しんどいな、)

Seojun

カフェラテ

Jungkook

はい、、480円です、

Seojun

ねぇ、今日家来なよ

Jungkook

え、

Seojun

来てくれるよね

逃げられない

Jungkook

、、、分かった

満足気に帰って行く彼を見て、ため息をついた

テヒョンさんに会いたい

もう逃げてしまいたい

バイトが終わり、約束通り彼の家に向かった

今日で終わらせる

きっとまた殴られるだろう

そう思うと怖くて仕方ないし、足が震えるし、逃げたくなるけど

今日で終わらせるんだ

Seojun

やり直す気になった?

Jungkook

、、もう僕に関わらないで

Seojun

は?

Jungkook

僕には他に大切な人がいる

Jungkook

だからソジュンとはもう会いたくない

Jungkook

諦めて欲しい、

Seojun

何だよそれ

Seojun

ふざけんな、許されるとでも思ってんのかよ

Seojun

俺のこと愛してたんだろ?別れたあとも、連絡してきたのはお前だ

Jungkook

その時は愛してた

Jungkook

あんな最低なことされてまで愛してた自分に驚くよ、本当に、

Jungkook

だけどもう、終わらせる時が来たんだよ。いつまでもソジュンと関わっていられない

Jungkook

次に進みたいんだよ

Seojun

やめろよ、

Seojun

勝手なこと言うなよ、、

Jungkook

勝手なこと言ってるのはどっちだよ

Jungkook

浮気して僕を捨てたのはソジュンだ

Jungkook

今になって僕とやり直したいなんて、もう遅いんだよ、

彼が拳を握ったのが分かった

どれだけ殴られたっていい

それで終わらせることが出来るなら

Seojun

帰れよ

Jungkook

え、

Seojun

分かった、お前の言いたいことも全部分かったから、帰れ

なんで手を出さないんだ、?

Seojun

全部やめるよ、、諦める

Seojun

悪かった

Seojun

だからもう帰って、

Jungkook

あ、、うん、

Jungkook

さよなら、

僕は彼を一度だけ見て、急いで部屋から出た

この作品はいかがでしたか?

101

コメント

1

ユーザー

おぉ!💖なんかありそうな気がする、グクテテ早く結ばれるといいなぁ!✨

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