ころん君から告白された。
いや、告白なのか、?
瑠花
ころん
ころん
そう言うと目の前に手を差し伸べられる
ころん
ころん
ころん
この手を取ってくれない ?
瑠花
私は高速で脳内を巡らせる
この手を取れば縛られずに済むかもしれない
だけど なんでだろう
とても良いと思う 思うんだけど
頭のどこかで危険と言ってる気がする
瑠花
ふと思っていた事が零れた
ころん
瑠花
ころん
ころん
ころん
ころん
? ̆̈
瑠花
後ろから聞きなれた声がした
ころん
振り向くと少し目付きが鋭い莉犬君が居た
莉犬
莉犬
莉犬君がくすくすと笑う
だんだんところん君に近づいて行って
莉犬
耳元で何か囁いた
ころん
ころん
ころん
莉犬
莉犬
声が震えてるころん君と
語尾にハートが付きそうなくらい甘い声を言う莉犬君
瑠花
瑠花
莉犬君に手を捕まれ外へ出る
どのくらい家に居たのだろう
辺りは外へ出た時より暗い
瑠花
早歩きで進む莉犬君に引っ張られる
心做しか手を掴む力が強くなっている
瑠花
何か1人で言っているようだ
瑠花
莉犬
にっこりと笑いかけられる
瑠花
莉犬
ゆっくりと手を離される
莉犬
瑠花
莉犬
莉犬
瑠花
莉犬
莉犬
瑠花
瑠花
莉犬
さっきより低くなった声冷たい目
私はビックリして肩を震わした
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
正直に答えて
はぶらかしても無駄と悟ったが
全部聞いてた、?
考えれるのは2つ
1つは最初から最初からその場にいたのか
もう1つは、、
瑠花
私は急いで服のポケットに手を入れた
瑠花
そこには黒くて四角い小さな箱が入ってた
莉犬
莉犬
瑠花
莉犬
盗聴器
莉犬
じゃあ初めから全部聞かれていたらしい
話も 助けも 告白も
瑠花
目の下が少し暑くなってきた
暖かいものが頬をつたる
莉犬
莉犬
そこからはあまり覚えていない
ころん君と会った時の話を全部して
その後は 、どうなったんだっけ
もう分かんないや
物語はこれで完結 。
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
コメント
7件
うわぁぁぁ、!まじで見てて面白いし、飽きないです、🥺🥺 最終話かと思ってドキドキしてたらまさかの続きがある!!嬉しすぎ💓🙈💓次も楽しみにしてます!!