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( '-' )スゥーッ↑(泣) トウトイネ?アオクロハカミサマダネ?ツキミサマハメガミダネ?ヒテイスルヤツハイナイヨネ?
とりまタヒんできます☆
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
注意!! ・地雷さんは今すぐUターン! ・まろにき、いむしょーがそれぞれ付き合って同棲してます ・まろにきの喧嘩&家出ネタです ・nmmn ・ご本人様方とは何も関係のないフィクションです ・口調&キャラ崩壊あり ・通報❌
月見。
If
悠佑
悠佑
その日、俺とまろは初めて喧嘩をした。
-hotoke-
初兎
悠佑
目の前のいむしょーの会話に、俺は何も言えず黙り込んだ。
ここはいむしょーの二人が同棲してる家で、俺が数十分前にアポ無しで乗り込んだ。
最初こそ驚いていたが、特に否定することなく受け入れてくれた二人には感謝している。
悠佑
初兎
-hotoke-
嫌な顔一つせずそう言ってくれる二人に、良い仲間に恵まれたなとつくづく思う。口にはしないが。
初兎
悠佑
悠佑
口に出してから、ハッと我に返る。ネガティブな発想ほど、聞いていて気持ち良くないものはないだろう。
様子を伺う様にちらりと二人を見ると、二人は顔を見合わせていて、それから笑顔で俺の方を見た。
初兎
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悠佑
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初兎
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悠佑
と言うか気付けばいつの間にか写真を撮る流れだ。いむしょー恐るべし。
-hotoke-
ほとけさらっとマウント的なこと言ってきたな
初兎
ほとけが画像を送信しました
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りうら
りうら
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-hotoke-
りうら
りうら
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りうら
りうら
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-hotoke-
りうら
りうら
-hotoke-
初兎が画像を送信しました
初兎
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
ないこ
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
ないこ
初兎
ないこ
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初兎
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悠佑
初兎
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初兎
パシャリと二枚ほど写真をスマホに収める。後でりうちゃんにもあげよ!
それにしても、あにきの寝顔ってなんか新鮮。前に見たのとかいつだろう。
優しいあにきと、そんなあにきが大大大好きないふくん。喧嘩してる想像なんて出来ない二人で、滅多にしない喧嘩をして疲れてるのかも。
初兎
-hotoke-
起こさない様にあにきにブランケットをかけ、僕達はリビングを出た。
悠佑
目を開ける。まだ覚醒していない意識の中、ぼんやりと天井を見つめた。
悠佑
そうだ。ここはほとけと初兎の家だ。二人が何やら赤組にそれぞれ写真を送っているのを待っている内に、いつの間にか寝てしまったらしい。
悠佑
勝手に転がり込んできた身なのだから起こしてくれていいのに、態々ブランケットまでかけられていた。
ブランケットをたたみ、ソファの上に置いて、俺はリビングを出た。
悠佑
廊下に出ると、二人の声が微かに聞こえてきた。
-hotoke-
初兎
悠佑
完全に閉まっていないドアから、廊下に光が漏れている。
と言うかもう外が暗い。どのくらい寝ていたんだろうか。
電気が付いている部屋の前に立ち、そっと部屋の中を覗いた。
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初兎
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初兎
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初兎
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初兎
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悠佑
初兎
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悠佑
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悠佑
初兎
悠佑
グッと親指を立ててくる初兎にツッコむ。どの辺が「グッ」やねん。
悠佑
初兎
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悠佑
初兎
悠佑
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初兎
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悠佑
初兎
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悠佑
悠佑
外に出ると、ぴゅうっと風が髪を揺らした。太陽が隠れ、月が光を放っている。
悠佑
家を飛び出してきたのが日中で、しかも勢い任せだったものだから、スマホと財布しか持たず、上着も着ていなかった。
でも、二人の家に戻る気にもなれなかった。
悠佑
思わず溜息が溢れた。行く当てなくふらふらと歩いていたら辿り着いた公園に入り、寂しそうに夜に佇むブランコに乗った。
いむしょーの二人は、俺がアポ無しで乗り込んだことに対して迷惑とかは考えていなそうだったし、なんなら滅茶苦茶にノリ気だった。
なのに、そんな二人の家を出てきたのは。
悠佑
部屋の中で、心底幸せそうに喋る二人を見たら。
自分がいるべきは、ここじゃないと思った。あの二人の幸せはあの二人が共有するもので、そこに俺が勝手に居座るなんて、自分が嫌だったのだ。
それに、仲が良く幸せそうな二人を見ていると、思い出してしまう。
優しい彼の眼差し。俺の名前を呼ぶ優しい声。触れてくる温かく優しい手。
離れている、まろのこと。
悠佑
勝手にしろと言われて、売り言葉に買い言葉で家を飛び出したのは俺だ。それなのにのこのこと帰って、もし嫌な顔をされたら。・・・俺には耐えられない。
悠佑
手が冷たく、指先の感覚はもうない。流石にこの季節に野宿なんて笑えない。
俺が行く場所に迷っていると、道路の方から荒々しい足音が聞こえてきた。
こんな時間にランニングか。精が出るなぁ、俺も走ればあったまるかな。なんて呑気に考えていた時だった。
?
悠佑
背後からがしっと抱き締められる。突然のことに、ビクッと肩を揺らした。
不審者かと抵抗しようとした時、ふわりと香ったその香りに、俺は目を見張った。
If
荒くなった息。喧嘩をしておいて、今一番聞きたかった声だ。
悠佑
If
悠佑
まろが離れて、俺の正面へ回った。その射抜く様な視線に、思わず目を逸らす。
If
悠佑
If
まろは少し怒り気味だが、迷いなく発せられたその言葉に、不謹慎かもしれないが嬉しく思った。
If
If
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
If
If
悠佑
If
なんて、恥ずかしげもなく言うものだから。
悠佑
If
そう言って、まろは俺の手を取った。
If
悠佑
そうだ。手のことなんてすっかり忘れていたが、体温なんて感じられないくらいには冷えている。
If
悠佑
慌ててまろと手を離そうとすると、逆に力強く握り直された。
If
悠佑
If
悠佑
するりと指が絡み合う。恋人繋ぎ、と言うやつだ。
そんな手を顔の高さまで持ち上げ、まろは優しく目を細めて笑った。
If
悠佑
悠佑
自然と緩んでしまう表情を自覚しながら、俺はそう言って、繋がれた手に少し力を込めた。
まろも力を込めてきたのが分かった。じんわりと伝わる温もりと優しさに、もう寒さなんて感じなかった。
俺の居場所は、君がいるところだから。