皇麗(中学生)
最愛の妹と逃避行の 約束を交わしたその日 私は母親に呼び出された
麗の母
皇麗(中学生)
麗の母
母親が吐き出す むせ返るような 甘い匂いのする煙に この日は特別嫌悪感を抱いた
麗の母
皇麗(中学生)
…私はその行為が 何を意味するか知っていた
園村ユキナ(中学生)
皇麗(中学生)
中学校の同級生A
中学校の同級生B
園村ユキナ(中学生)
皇麗(中学生)
中学校の同級生B
中学校の同級生A
中学校の同級生B
園村ユキナ(中学生)
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
中学校の同級生A
中学校の同級生B
園村ユキナ(中学生)
一同
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
それを、やれというのか? 私が?
麗の母
麗の母
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
麗の母
皇麗(中学生)
…単純に、怖かった。 小汚い中年男性の相手をする事が 実際こんなに恐ろしく感じるとは。
皇麗(中学生)
麗の母
皇麗(中学生)
麗の母
お前ができないというなら、 命にやらせる事だって できるんだからな…?笑
皇麗(中学生)
麗の母
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
危なかった。 危うく、私の宝物が 奪われてしまうところだった。
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
私の短い人生の中で、 これほど身を凍させた 夜は無かった。
布団を何枚被っても、 身体はいつまでも震えたままで
もしやこの震えは 寒さだけのせいではないのかもと その時初めて理解した。
皇麗(中学生)
命は、 こんな汚れた世界に生を受けながら 常に輝いて生きてきた
きらきら、ぴかぴか 眩く輝く笑顔は もう宝石という言葉では 表現しきれなかった
そうだ、命がいればいいのだ。
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
皇命
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
…
…信じ難かった。
ベランダから覗く地面に、 赤褐色に染まる無様な肉塊が、 2つあった。
皇麗(中学生)
皇命
皇麗(中学生)
皇命
皇命
皇麗(中学生)
皇命
皇命
皇命
「犯罪者」 ずっと忌み嫌われてきた物。
その呪縛を、 命にだけは背負わせたく無かった。
…しかし皮肉なことに、 そのお呪いをかけたのは
皇麗(中学生)
バチン!!
皇麗(中学生)
皇命
皇麗(中学生)
皇命
皇麗(中学生)
皇命
皇命
皇命
皇麗(中学生)
そうだ、命はそういう子だった
誰よりも優しくて 側にいると眩しくて 触れると暖かくて
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
皇命
皇麗(中学生)
皇麗(中学生)
コメント
7件
あぁぁぁぁ命ちゃんーどうやったんだ?!
本当にありがとうございます。ありがとうございます。😍😍😍😍😍😍🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️💦💦💦💦💦💦💦💦創作柱の方ですよね?💦💦💦💦💦💦💦💦💦ハァンです応援してます😭😭😭😭😭😭💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦
哀れな姉妹 両親を手にかけ、血に濡れた手では 紙飛行機など折れるはずがなかったのだ