災害現場

あの日

2011年 3月11日 金曜日

この話は私の友人の実体験を元にした 物です。私も最初疑いましたがなかなか興味深い話でした。

東日本大震災が起きて数日が経ち友人はレスキュー隊の1人で災害現場の 捜索があり友人は現場に出動した

夕霧は大きな声で呼んだが返ってきたのは静寂だけだった。

微かに聞こえる声を聞き夕霧は瓦礫を退かし大きな声で仲間を呼んだ。

夕霧は救助隊と一緒に瓦礫を退かし 少女を助けると、

少女が指さした方向は瓦礫で潰された家の玄関だった

夕霧は目の前に災害が起きたようには見えない綺麗な扉がぽつんと置いてあった

恐る恐る扉を開き入って行くとそこは

普通の街があり街の方には人々が幸せそうに過ごしていた

すっかり街の奥に来てしまった夕霧は 近くにあった神社に行くとそこに謎の男が門の前に立って夕霧を見つめていた

男がしばらく考えると男は口を開きこう言った

すると激しい風が夕霧の視界を奪うと男は最後に耳元に囁くように言った

「少女を扉に導きなさい」

そして風が治まり周りを見ると男は 消えていた

夕霧は謎の痛みを感じ頭を触ると血が着いていた

夕霧は神社から離れ歩いていると 寂しそうな顔した幼い女の子が歩いていた、夕霧は声をかけた。

女の子が指さした方向は夕霧が来た扉だった

夕霧は扉を潜ろうとすると、消えたはずの男が扉の奥に立っていた

男が手を出すと夕霧は手を掴み外に出て後ろを振り向くと女の子が手を振り 笑顔で

「ありがとうお兄ちゃん…」

と言うと扉は勝手に閉まった

扉を開けると災害現場になっていた

辺りを見渡すとそこにいた男はいなくなっていた

《ヘリ上空》

夕霧は今日起きた事を救助隊に言うと 救助隊は口を閉じ数秒黙った後に口を開いた

彼はその話を私に話、彼は「俺は間違いなく天国にいた…いたんだ。本当に…。」と言いビールを一気飲みしました。信じ難い話ですが私は天国を信じていますし不思議な体験もしてますのでよく分かります。

でも気になっていたのが1つあります なぜ少女は妹が亡くなってる事が分かったのでしょうか？まさか少女も…