/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
奏谷蒼魔
ごめんね
奏谷蒼魔
俺が入ってから
奏谷蒼魔
全くいいことがないよ
奏谷蒼魔
皆が離れて
奏谷蒼魔
関係がぐちゃぐちゃになって
奏谷蒼魔
莉雨が怪我して
奏谷蒼魔
俺がいたら何もいいことなんか起きやしない
奏谷蒼魔
最初に言ったろ
奏谷蒼魔
俺は皆を不幸にしてしまうって
奏谷蒼魔
でも皆は良いって
奏谷蒼魔
言ってくれた
奏谷蒼魔
易しく
奏谷蒼魔
接してくれた
奏谷蒼魔
俺は甘え続けた
奏谷蒼魔
でもねこれはもうダメなんだと思う
奏谷蒼魔
何かね
奏谷蒼魔
僕は欲張りなんだ
奏谷蒼魔
でもそのせいで何ももらえない
奏谷蒼魔
鬼滅の刃でいうと
奏谷蒼魔
がいかくと同じだよ
奏谷蒼魔
心のはこ
奏谷蒼魔
思い出を詰める箱
奏谷蒼魔
それに穴が開いてるんだ
奏谷蒼魔
そうだよ
奏谷蒼魔
心に穴が開いてる
奏谷蒼魔
絶望した
奏谷蒼魔
人間に
奏谷蒼魔
絶望した
奏谷蒼魔
期待してた俺が間違いだ
奏谷蒼魔
全て敵だった
奏谷蒼魔
易しく接してくれたこも
奏谷蒼魔
裏切った
奏谷蒼魔
そうだよ
奏谷蒼魔
二兎追うもの一兔も得ず
奏谷蒼魔
何か得たとしても
奏谷蒼魔
こぼれてしまう
奏谷蒼魔
だから
奏谷蒼魔
関わらないで
奏谷蒼魔
くれないか？
奏谷蒼魔
僕は辛い
奏谷蒼魔
正直
奏谷蒼魔
どこにも居場所なんてないから
奏谷蒼魔
ただ毎日が辛い
奏谷蒼魔
たいした才能もないのに
奏谷蒼魔
普通以下で
奏谷蒼魔
なにも出来ないのに
奏谷蒼魔
態度とブライドだけがでかくて
奏谷蒼魔
心の打つ器がせまい
奏谷蒼魔
俺の嫌いなタイプが
奏谷蒼魔
全て当てはまる
奏谷蒼魔
つまり
奏谷蒼魔
俺は俺が嫌いだ
奏谷蒼魔
だから離れてほしい
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
