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( ◜ω◝ )
わっふる雨
わっふる雨
わっふる雨
*諸注意* この短編集はnmmnというジャンルに属しています。 ご本人様や現実の出来事には一切関係しておりませんので、悪しからず。 BLなど、一部の方にとっては不快に感じられる描写も多く含むため、苦手な方はブラウザバック等の極力この作品を読まずに済む回避方法をお勧めします。 転載や自作発言など、マナーが悪いとされる行為はしないようお願いします。 私のためにも、あなたのためにも。 処女作ということもあり慣れない部分もあるかと思われますので、何か問題等ございましたらコメントなどで教えていただけると幸いです。
わっふる雨
ARKHE
かなめ
ARKHE
太陽暦で表すにしても秋に入るはずの九月という時節に、三十度をゆうに超えるという見事なまでの体たらくである。
そこらを見渡しても滅多に長袖の人間を見かけないのが、その事実の正当性を示しているようだ。
ARKHE
かなめ
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
早速コンビニへと入った俺たちは、外とは打って変わって冷たい空気になんだか爽快感を覚えた。
なんの目的もなく来てしまったが、暑さに疲弊した足の進む先は、もちろん今よりもっと冷たい場所である。
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
かなめ
かなめ
ARKHE
かなめ
肉まんとハーゲンダッツを各々で買って交換し合った俺たちは、店の外でそれを貪ることにした。
かなめ
ARKHE
かなめ
すると、かなめが少し考え込んで何かを渡してきた。
かなめ
ARKHE
かなめ
……にしても、めちゃくちゃ綺麗に半分だな。なんでこんな綺麗なんだよ。
かなめ
ARKHE
かなめ
かなめ
絶句した。シンプルに絶句した。 お前……そうか、そいうことかあの肉まんは。
ARKHE
かなめ
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
と言って、ハーゲンダッツを半分……というより三分の一ぐらいかもしれないが、スプーンで分けてカップごと渡した。
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
先ほど『カップごと渡した』と言ったが、実際には『カップごと渡そうとした』のほうが正しい。
何が起こったのかと言うと、かなめは俺の渡そうとしたカップを持たず、あろうことかスプーンを持っている俺の手を引っ掴んで、そのままハーゲンダッツを頬張ったのだ。そりゃあ、こんな反応にもなるだろ。 なにが「どしたの? アルケー」だ。ふざけんな。
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
ARKHE
かなめ
残り半分も、かなめは俺の手を掴んで食べた。
正直熱に浮かされてんじゃないだろうかとも思ったが、それを指摘できない俺だって、存外熱に浮かされているのかもしれない。
わっふる雨
わっふる雨
わっふる雨
わっふる雨
わっふる雨
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