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黄赤も安定にすき
すき
多分黄赤
病み注意
頭が殴られたように痛い。
吐き気もする。
真っ暗な部屋で、俺は泣いていた。
彼が他のメンバーと仲良くするのがどうしても不快で、
こうして泣いてしまう事は当たり前になってきた。
皆が大好き。大好きなのに、
置いていかれるのが嫌で、
手放されるのが嫌で、
どこかに心の置き場が欲しくて。
もう心のコップはお水でいっぱい。
溢れないように蓋をしようとしても、
抑えきれなくなって溢れる。
じゃあ今度は何も無くなった空っぽな心を埋めようかと考えても、
埋められるものなんて何も無くて。
だからと言ってこの手を真っ赤に染めたくはなかった。
それは今まで積み上げてきた信用を失う事になるから。
もういっそのこと、病気になってしまおうか。
そうしたら彼もきっとこっちを向いて心配してくれる。
みんなと一緒来てくれる。
けどそこに彼の意思は存在していない。
我慢の限界だった。
そしてついに憎くてたまらなかった、銀色に光るものを、
腕に突き刺した。
けれど腕からはどくどくと赤いものがでてくるだけ。
何もかもが出ていくだけで手に入るものなんてなかった。
ただ特別が欲しくて、誰かの一番になりたくて努力して。
黄
リ×カ途中、
真っ暗な部屋に光が差した。
黄
黄
ほっといて、
そう言おうとしたけど声は出ない。
あの日から数日、部屋からは出ていなくて、
何も飲食なんてせずに、信じられる物もなく、ずっと1人過ごしてきた。
黄
黄
赤
驚く俺に黄くんは気にせず手を取る。
久しぶりに取る人の手は優しくて、暖かくて、
まるで太陽のような彼のようで。
黄
黄
そう言う彼の目は優しくて、
黄
そんな彼の手を、
俺はいつの間にか取っていた。
end
りむ
りむ
りむ
りむ