ロボロ
ゾム落ち着いたか?
ゾム
うん
ロボロ
良かった
ロボロ
あっもうこんな時間やん
ロボロ
俺帰るわ
ゾム
今日はありがとな
ゾム
気を付けて帰れよ
ロボロ
じゃあな
ゾム
また明日
ロボロ
うん
暗いです
ロボロ
はよ帰らな
ロボロ
トントンが心配しとるわ
黒猫
ニャーニャー!
ロボロ
ん?黒猫?
黒猫
ミャー!ミャー!
ロボロ
…あ!
ロボロ
そっち道路やで!
ロボロ
危ない!
ロボロ
……ん
ロボロ
え?
ロボロ
何処ここ?
ロボロ
真っ暗やん
1歩進むと何かを踏んだ
ペチャッ
ロボロ
何か踏んだ?!
ロボロ
なにこれ
ロボロ
液体なんかな
暗くてあまり見えないが建物らしき物がある
ロボロ
建物?
黒猫
ニャー
ロボロ
さっきの黒猫やん
ロボロ
どこ行くんや?
ロボロ
はぁ…はぁ
ロボロ
え?城みたいなのあるけど
黒猫
……ニャー
後ろを振り返ると何かを引きずった跡があった 赤黒い何かが地面に着いていた
ロボロ
何なんここは一体何処なんや
ロボロ
赤黒いのもしかして血?
黒猫
ニャー!
謎の執事
ようこそ
ロボロ
うわぁ!?
ロボロ
びっくりした……
謎の執事
驚かせてしまい申し訳ございません
ロボロ
あのここは一体どこなんですか?
謎の執事
ここは貴方様の心の奥にしまい込んだ記憶です
謎の執事
またここに帰ってくると信じておりました
謎の執事
ご主人様お身体が冷えてしまいます
謎の執事
さぁ中へお入りください
ロボロ
え?ご主人様?
謎の執事
あぁ…古い記憶ですからお忘れになっておられるのですね
謎の執事
すぐに思い出すことでしょう
ロボロ
……
ゾムの家
プルル(着信音)
ゾム
トントンや
ゾム
『 もしもし』
トン『もしもしゾム?ロボロそっちに居らへん? 』
ゾム
『 え?さっきまでは居ったけど帰ったで』
トン『嘘?帰ってきてないんよ 』
ゾム
『え?もう家に着いたんかと思ったわ 』
トン『ロボロに電話しても繋がらへんねん 』
トン『どうしたんやろ 』
ゾム
……
トン『ゾム? 』
トン『ゾム?聞いと… 』 ピッ(電話を切る音)
ゾム
…………
ゾム
ロボロ向こうの世界に行ったんや
ゾム
無事に着いたんやな
黒猫
ニャー
ゾム
おっ戻って来た
黒猫
ニャー
ゾム
ありがとな
黒猫
ミャー!
トントンの家
トントン
電話切れた……
トントン
何やろ
トントン
嫌な予感がする
トントン
皆に知らせよう
グループLINE
トントン
みんな起きとる?
コネシマ
どうしたん?
鬱先生
何何?今から寝ようとしたんやけど
シャオロン
眠い……
トントン
聞いて欲しい
トントン
ロボロが居らんくなった
ショッピ
あぁ〜だからここには居らんのか
鬱先生
ゾムも居らんやん
ショッピ
ほんまや
トントン
ゾムと電話してたんやけど途中で切れてん
ショッピ
ロボロさんは?
トントン
それが繋がらへんねん
コネシマ
既読5になってるけど誰か居る?
ショッピ
ここには5人居て既読は4になるはず
鬱先生
誰!?
シャオロン
出て来いよ!
ゾム
うん出てきたで
ゾム
出てきたけど何?
シャオロン
さっきから見とるのに何で黙ったままなん!?
ショッピ
そうですよ!ロボロさんが居なくなったのに
ゾム
あぁ〜ロボロか
ゾム
ロボロが居る場所は知っとるで
トントン
え!?
コネシマ
何処に居るん!?
ゾムが退出しました