死へ向かう

お母さん、

どこかにいっちゃった

…教室

目、覚めたのかな

…でも

…

挨拶、しにいこ

…聞こえて、

ない…？

それとも、

本当に、

夢で見たときみたいに、

ぺいんとさん達は、

僕のこと、

いや、

ぺいんとさん達に限ってそんなことは、

僕のこと、嫌ってたりなんか、

嫌だ、そんなの、

僕は、みんなに嫌われてなんか、

本当は、

みんな、僕のこと、

心の中では、

うざいって、

思ってたのかな

違う

違う

嫌だ

そんなの

みんなには、

三人だけには、

嫌われたくない

なんで、

僕は、

こんなこと、

考えて、

…

…

良かった

ぺいんとさんは

僕のこと、

嫌ってないみたい、