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桜
え？どっち…？
桜
…
桜
じゃあ、蘇枋様
蘇枋
様？
桜
はい、蘇枋様
桜
お声がけいただきありがとうございます
蘇枋
ああ、こちらこそ丁寧にどうも。それにしても君はすごい反射神経だね。
蘇枋
瞬発力や柔軟性も良さそうで、
蘇枋
何より、子どもを助ける行動力。その後の子どもへの対応。本当に素晴らしい！
桜
もったいないお言葉です。
蘇枋
…ねえ君。うちに来ないかい？
桜
…？と言いますと？
蘇枋
うちは今、傭兵を雇っていてね。ちょうど君みたいな人が欲しかったところなんだ。
蘇枋
君が良かったらなんだけど(
奴隷商人
)おいｯ、お前ｯ！！！
桜
！！
奴隷商人
俺の商品が勝手に傷をつけるんじゃねえｯ
勝手に人と話すんじゃねえよｯ!!価値が下がったとケチでもつけられたら、たまったもんじゃねえっていつも言ってんだろうが！
勝手に人と話すんじゃねえよｯ!!価値が下がったとケチでもつけられたら、たまったもんじゃねえっていつも言ってんだろうが！
桜
…
奴隷商人
あんなガキそこら辺に転ばせておけばよかったんだ！さっきお前は貴重品だって言いつけたばっかだってのに
桜
…はい、申し訳ありません。
奴隷商人
後で躾治してやるから 早く来い
ガッ(
蘇枋
)待って
奴隷商人
ああ"？なんか用か？
蘇枋
…まず、その手を離してください。痛がってるじゃないですか。
奴隷商人
あ？こんなん傷にならないからいいんだよ
蘇枋
そういう問題じゃないでしょう。それに先程の言葉。彼を商品だと言いました？
桜
…
奴隷商人
ああ、そうだ。俺の商品だ。こいつにお前と話す口は無い。
蘇枋
奴隷商はこの街では犯罪です。その手を離してください。
奴隷商人
別にこの街で売ってる訳じゃあない。通りかかっただけだ。お前にとやかく言われる犯罪はした試しがないんでね。
奴隷商人
もういいか？こっちは急いでるんだ！
蘇枋
…ﾁｯ
蘇枋
失礼しました…
桜
蘇枋様！
蘇芳
！
桜
色々ありがとうございました
桜
どうかお気を悪くしないでくださいね
蘇枋
ああ、どうも
蘇枋
君もさっきの話考えてみてね
桜
！
桜
…
桜
((ﾍﾟｺﾘ
蘇枋
…行っちゃった
蘇枋
これは…梅宮さんに報告だ
奴隷商人
おいお前、今日のは何だ
ﾊﾞｼｬﾝ
桜
ングｯ
奴隷商人
さっきも言ったが、傷は作るなとこれでもかと教えこんできたよな？
ｻﾞﾊﾟｯ！！
桜
ﾊｯ、申し訳ｯ、ありませ…(
奴隷商人
)これも再三言ってるが、勝手に人と会話をするなと、後何度言えばお前はわかってくれるんだ？
ﾊﾞｼｬﾝ
桜
ウｸﾞッ
奴隷商人
これだから頭の悪いのは嫌なんだ。少しは学習してくれないか？
ｻﾞﾊﾟｯ、
奴隷商人
躾も労力がかかるんだ。あんまり仕事を増やすんじゃねえよｯ、ﾀｸｯ
桜
…ﾊｯ はい、ごめ、なさい
奴隷商人
これ以上俺を疲れさせるんじゃねえよ？
ガシャン
桜
(今日は機嫌が良かったから大丈夫だと思ったけど、今度から気ぃつけよ)
桜
…
桜
(傭兵、か…)
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