春日井 玲
はぁーー、授業終わったー…やっと昼休みだ…

春日井 玲
さっさと飯食お…

春日井 玲
おっ、今日デザートの果物あるじゃーん、ラッキー

バンッ、と扉を勢いよく開ける音が教室の喧騒を掻っ切った。
鈴原 明美
玲くーん!!!きちゃった〜っ!♡

春日井 玲
お前…ここ、2年の階だぞ…?お前、3年だろ、なんで来てんだよ

鈴原 明美
だって〜…僕、玲くんと1秒たりとも離れたくないんだもん〜…!

鈴原 明美
そんな僕が、ちゃーんと授業受けて玲くんとイチャイチャするのを我慢したんだし、いいでしょー??ねーぇーっ

春日井 玲
わかったわかった…だから声おさえろ…

鈴原 明美
えへへ、照れてる玲くんもカッコかわいい〜っ♡

春日井 玲
照れてねぇよ!!

春日井 玲
ったく…お前は30秒静かにすることもできないのかよ…

鈴原 明美
玲くんといーーっぱいお話ししたいんだもんっ

春日井 玲
はぁ……、

コイツは鈴原 明美。
俺の一つ上の3年の恋人。
3年なのに、こんな有様…
いっつもこんな感じなせいで、2年の間では「イケメンメンヘラ」とか言われるザマになっている。
鈴原 明美
考え事ー?もしかしてっ、僕のこととか…??!

春日井 玲
まぁ…そうかもな

鈴原 明美
え……っ、

鈴原 明美
(じわじわと顔が赤くなる)

鈴原 明美
嬉しいなぁ…僕も、ずーっと玲くんのこと考えてるよ…。

鈴原 明美
僕たち、運命だね…♡

春日井 玲
…

春日井 玲
(ちょっと甘い言葉を言ったらコレ)

春日井 玲
(すぐに照れて、すぐに重いことを言う)

春日井 玲
(最初は、こんなでけー男が俺の言葉一つでこんなんになる…って興奮してたが…)

春日井 玲
(毎日こうとなると、流石に疲れるな…)

鈴原 明美
ねーえー…ちゅーしてー…?

鈴原 明美
おねがーい…

春日井 玲
…放課後な。今は、他の奴らも見てるし

鈴原 明美
え〜…?

鈴原 明美
…あっ!僕のチューされてる顔を他の人に見られたくないってこと…!?

鈴原 明美
嬉しい〜っ!♡

春日井 玲
…はいはい、そういうことでいいよ。

鈴原 明美
えへへ〜…♡

春日井 玲
(すぐにつけあがるな、コイツ…)

鈴原 明美
ねえねえ、今週の来週…

加藤 大志
あ、あの…玲…くん…

鈴原 明美
あっ、大志くんじゃーんっ♡

鈴原 明美
今日もめっちゃ隈あるね〜

加藤 大志
あ、あはは…

春日井 玲
大志、どうした?

加藤 大志
えっと…その…、

加藤 大志
明美と楽しそうにしてたから…僕も…混ざりたいなって…みたいな…

コイツは加藤 大志。
同じクラスの、俺の恋人。
メンタルが不安定なのか、定期的に包丁持って泣きながら脅してくる時があるものの、ちょっと抱けばすぐに機嫌が良くなるから扱いやすい
春日井 玲
ああ、いいぞ。明美がうるさいからあれだけど

鈴原 明美
アレって、ひどーっ♡

鈴原 明美
酷いこと言わないでよ〜

春日井 玲
ちょっ、抱きつくな…!重い…

加藤 大志
…僕も、

春日井 玲
お、重…、!!

加藤 大志
…ねえ…今日…玲くんのお家行きたい

鈴原 明美
さんせー!!

鈴原 明美
お菓子いっぱい買っちゃお〜っ!

鈴原 明美
大志くんは、スナック菓子持ってきてー!僕は、グミとか買う〜

加藤 大志
う、うんっ

春日井 玲
ちょ、俺を会話に入れずに話を進めんな…!!

鈴原 明美
えー?だめー?

鈴原 明美
…エッチなことも、できるのに♡

加藤 大志
…っ、明美…!そういうの学校では…!

春日井 玲
……お前らで、ゴム買えよ。俺、弟の誕生日プレゼント買うために金貯めないとだから。

加藤 大志
…!玲くん…弟くん思い…かっこいい…好き…

鈴原 明美
えへへ…やった…。いーっぱい好きって言ってくれる…?

春日井 玲
言う言う。

鈴原 明美
やったーっ

加藤 大志
…あ、…今度こそ、玲くんはまともな服着てね。

春日井 玲
なんだよその言い方。俺がいつもまともな服着てないみたいに

鈴原 明美
そーだよ〜っ!かっこいいじゃん〜っ♡

加藤 大志
僕、この前三人で遊んだ時に玲くんが

加藤 大志
「暴走・大銀河」ってでっかく刺繍されたスカジャン着てきたの覚えてるからね…!!?

春日井 玲
あれかっこいいだろ。もしかして、俺のセンスが良すぎて嫉妬かー?

鈴原 明美
きっとそうだよ〜っ♡かっこよかったな〜あの服〜っ♡

加藤 大志
いや、あの時明美、あまりのダサさに一瞬正気になってたよね?!?

鈴原 明美
しらなーいっ♡

加藤 大志
こいつ……

春日井 玲
まぁまぁ、落ち着けよ。

春日井 玲
セックスの時ならまだしも、学校の時くらい静かにしろ

加藤 大志
…っっ、(顔が赤くなる)

鈴原 明美
…はーい…♡

春日井 玲
お、静かになった

春日井 玲
休み時間あと10分しかないし、早く食おうぜー。

加藤 大志
…うん、(顔がまだ赤い)

鈴原 明美
はーいっ

鈴原 明美
…大志くん?それ、ほんとに昼ご飯の量??スナック菓子だけとか、お腹たまんなくない?

加藤 大志
……いいんだよ。お腹いっぱいになると、午後の授業で自分の順位のこと思い出して吐きそうになるから……

春日井 玲
よしよし、(撫でる)

加藤 大志
ん…、うれしい…

鈴原 明美
ねーえー!僕はー?!僕もよしよしして〜っ

春日井 玲
お前はうるさいからビンタな。

鈴原 明美
ひどい〜っ、でも、それもいいかも〜…♡

春日井 玲
この変態…(ビンタはやめて、撫でる)

鈴原 明美
えへ〜、嬉しい〜

春日井 玲
はいはい、

春日井 玲
俺よりもでけーくせに、ほんと甘えん坊だよな、お前ら

鈴原 明美
しょうがないじゃーんっ…

加藤 大志
…だって…好きなんだもん…

春日井 玲
…はいはい、俺も大好きだぞー。(撫でる)

鈴原 明美
…!!

加藤 大志
…っ、大…好き…?ほんと…?

春日井 玲
嘘なわけあるか、

鈴原 明美
えへ…ほんと、玲くんって…ずるいよね〜…

加藤 大志
初めて明美に共感した…

春日井 玲
大好きって言っただけでなんでそんなに意外そうに…

鈴原 明美
だって、こう言う時に言わないじゃん、普段っ

鈴原 明美
…僕も、大好き(頬にキスする)

加藤 大志
…!ぼ、僕だって…大好きだもん…(頰にキスする)

春日井 玲
…、ありがと。

春日井 玲
(撫でる)
