2人はゆっくりと抱き合った。
凜音
おめでとーっ!!!
凜叶
ちょっ、凜音、静かに…病院…
彩花
おめでとう、るいと、花さん。
るいと
み、見られてた…
花
まあいいじゃない!
花
どうせこれからからかわれるんだし!
るいと
はははっ、からかわれること前提かよ笑
凜音
さあ!明日からからかうぞー!
凜叶
だから病院で大声出すのやめなさいよ…
それから毎日からかわれていたのは言うまでもない。
──おめでとう、るいと。
──これからの人生を、貴方に託す。
お前は…彩梨か…?
──そうだよ。
──私は生きるのがもう嫌なの。
──だから、貴方に託す。
──さよなら、るいと。
──そして……
──幸せにね。
…………ああ。
ーあとがきー
澪彩
はい、不穏に終わりましたがこれにて悲しみと、絶望と、希望は完全完結となります
澪彩
改めまして、こちらの作品を読んでいただきありがとうございました。
澪彩
これからも澪彩@彩筆の民をよろしくお願いします
澪彩
乙れい