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轟冷花
部屋作りをすること 数時間。
部屋に夕日が差し込む中、
桐箪笥に文机を 設置して完成だ。
轟冷花
と、ダンボールから 服を取りだして、
桐箪笥に仕舞っていると、 スマホが鳴った。
轟冷花
轟焦凍
轟冷花
轟焦凍
轟冷花
轟焦凍
焦凍に呼ばれてこっそり 男子寮に忍び込む。
焦凍の部屋はまだ ダンボールの山が積まれ、
フローリングが 半端に剥がされていた。
どうやら畳に 敷き変えたいらしい。
実はフローリングに ソワソワしていた私に、
焦凍が学校の粗大ゴミの中から 畳と障子戸、吊り下げ式電気を、
リカバリーガールに 許可を貰って持ってきたのだ。
1部屋分のそれらを 私も分けてもらい、
元々洋室の部屋を和室に リフォームしたのだけど…。
轟冷花
轟焦凍
私はさっき自分の部屋で やったように、
フローリングを綺麗に 剥がして畳を敷く作業を始めた。
2時間後
轟冷花
轟焦凍
轟冷花
へろへろになって 思わず畳に転がる。
落ち着く匂いに 息をたくさん吸い込んだ。
窓とカーテンは 障子戸に変え、
ライトは吊り下げ式の 照明器具に付け替えた。
私の部屋とほぼ同じだ。
人の部屋で大の字になる 私の横に、焦凍も寝転がる。
轟冷花
轟焦凍
轟焦凍
轟冷花
轟冷花
轟焦凍
轟冷花
轟焦凍
よく分からないという顔で こっちを見る焦凍に、
思わずクスリと 笑ってしまった。
この後男女混合 お部屋披露大会が開催され、
私と焦凍の部屋の作りに 驚愕されたのは、
また別のお話し。