テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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ちょっと変わった11人のセコムと男の子の狐姫

第51話 - アルビノ王子ヒロくんの思い出したくもない辛い過去…

420

2024年10月02日

#BL

#参加型

#からぴち

#どぬくさん愛され

ネノン🐈

ネノン

どうもネノンです！

ヒロ

思い出したくないな…

ネノン

そうねえ…さてさっそく本編行ってらっしゃいませ

語り手:ヒロくん、両親

スイスでのプライベート旅行中ふらふらと歩くフローラと出会ったアルビノという特異体質を持った彼女に惚れた僕はスイスに居た間ずっとフローラのそばに居たそのおかげで恋が実り僕とフローラは日本とスイスで結婚式を挙げた

僕らの間に生まれたヒロは軽度のアルビノを遺伝して産まれた産まれながらに右目が小さく右目は手術で取り除き義眼を装着させて生活を送ることにしたただ俳優の仕事で日本に戻った僕は 5歳までヒロをスイスに残すことにした

ヒロ

「目が痒いよぉ…」

🐏の母

「痒いのなら取って洗うのよ」

🐏の母

「お母さんも一緒に行きますからね」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「目を掻くと赤くなって痛い痛いだぞ〜？」

ヒロ

「痛いのやだあ！」

ヒロ

「じいじや〜だ！」わあああ〜ん｡ﾟ( ﾟஇωஇﾟ)ﾟ｡

🐏の母

「もうお父様脅さないで！」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「はっはっはすまないついかわいくてなあ」

ヒロ

「母さまそこだんだん（階段）だよ〜」

🐏の母

「ありがとうヒロ」

エマ（ヒロくんの祖母）

「チンタラしてんじゃないよ！」

エマ（ヒロくんの祖母）

「アルビノだからって甘やかすんじゃないよジェームス！」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「分かっているよ」

ヒロ

「母さま…こわいよぉ…」

🐏の母

「だいじょうぶよ、お母様ヒロに当たらないで…！」

エマ（ヒロくんの祖母）

「悪魔が口答えするんじゃないよ！」

ヒロ

ﾋﾞｸｯ！

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「孫の前だよさないか」

エマ（ヒロくんの祖母）

「さっさと来な！」

けれど、母さまは私のアルビノが遺伝したヒロが産まれてから私やヒロに当たるようになったのです私はシスターで家にいる時間が少ないが故心配でしたそれでも父さまがヒロを守ってくれました

それでも同い年の子供達のいじめの標的にされヒロはわたしの知らないところでいじめにあっていましたあの子の異変に気づいてあげれなかったのがほんとに辛いです

クリスティアン

「や〜い悪魔！」

ペーター

「僕らに近づくなよアルビノが移るだろう！」

ダニエル

「アルビノ悪魔！」

ヒロ

「あくまじゃ…」

ペーター

「アルビノは悪魔のしょーちょーなんだぞ！」

クリスティアン

「アルビノが産まれた家は呪われるんだ！」

ダニエル

「アルビノは魔女の血を継いでるってばーちゃん言ってたぞ！」

ヒロ

「ちがう！ぼくは…ひとだよ！」

ダニエル

「悪魔がウソ言うなよ！」

クリスティアン

「じゃあなんで髪も肌も目も白なんだよ！
おかしいじゃんか！」

ペーター

「アルビノがちかづくな！」

ﾄﾞﾝｯ！！

ヒロ

わっ！？ﾄﾞｻｯ（尻餅をつく）

ヒロ

ﾎﾟﾛｯ（義眼が取れる）

ダニエル

「ぎゃーー！！目が取れたあ！？」
Σ(ﾟﾛﾟ;)

ペーター

「え！？ヒロ…ごめんぼく…」
:( ;˙꒳˙;):

クリスティアン

「なんで目が！？」
（・□・；）

ヒロ

「これ…義眼だもん…
僕のかわりのお目目なの！」

ダニエル

「行こうぜクリス、ペーター💦」

クリスティアン

「ああ！💦ペーター早く！」

ペーター

「ご、ごめんねヒロ…💦」

※目が取れるとは思わなくて大人を呼びに行った3人

ヒロ

ううっ…ｸﾞｽｯわあああ…ｸﾞｽｯﾎﾞﾛｯﾎﾞﾛｯ…

僕は自分の見た目が嫌いだったアルビノは悪魔の象徴でどこに行っても奇異の目で見られるおじいちゃんは僕の味方だったけど… おばあちゃんは僕を嫌ってた

祖父母が管理している書庫

ヒロ

（ここすごい好きなんだよねえ）

エマ（ヒロくんの祖母）

「こら！何勝手に入ってるんだ悪魔が！」

ｺﾞﾁﾝｯ!! （ゲンコツ✊）

ヒロ

「いだあ！？」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「ヒロだいじょうぶか！？」

エマ（ヒロくんの祖母）

「ここの本に触れるんじゃないよ！」

※お祈りに行った祖母

ヒロ

「おじいちゃん、お父さんはどこ？」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「お前の父さんは日本でお仕事してるんだぞ」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「もう少ししたら向こうで母さんと暮らすんだ」

ヒロ

「そうなの！？✨」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「そうだ、これをあげよう」

📕赤く分厚い本を渡す「Anjos gêmeos preto e branco」

ヒロ

「なんて書いてあるの？」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「これはワシのふるさとポルトガル語の本さ」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「お前にだって簡単に読めるよ」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「この本はヒロやフローラと同じアルビノとメラニズムが出るお話なのさ」

ヒロ

「めら…？」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「いつかポルトガル語がきちんと読めるようになったら読みなさい」

ヒロ

「ありがとうおじいちゃん！」

エマ（ヒロくんの祖母）

「ジェームス何してるんだい！」

エマ（ヒロくんの祖母）

「ヒロココから出ていきな！」

エマ（ヒロくんの祖母）

「二度と入るんじゃないよ！」

ヒロ

「！ご、ごめんなさいおばあちゃん…」

ジェームス（ヒロくんの祖父）

「さあ出て行くんだ」

でもおじいちゃんは僕の前だといいおじいちゃんなのにおばあちゃんの前では悪者になる… 一体どうしてなんだろうか

6歳になって父さんと一緒にとある旅館に行った

ヒロ

「お父さんここなあに？」

🐏の父

「ヒロの命を救ってくれた恩人の息子がいてね
良かったら仲良くなれると思ってさ」

ヒロ

「そうなの？」

この日もふくんと出会ったんだ

それから4年後のこと

僕が8歳になった時のこと

シヴァ

ヒロ様日本語なれましたね

ヒロ

もふくんのおかげだよ

ヒロくんの専属医

視力にも大きな変化がありませんよ

シヴァ

あ、そういえばスイスから手紙と✉️🎁が来てましたよ

ヒロ

手紙…クリスティアン達からだ

シヴァ

クリスティアンっていじめてきた子ですよね…？

ヒロ

うん、なんだろ〜

※ここからスイス語だと思ってくださいヒロへ 4歳の時にペーターやダニエルと一緒にいじめてごめんなさい俺たちアルビノが何か知らなかったんだヒロが片目見えてないのも、義眼なのもいつも長袖なのも気になっていじめちゃったんだヒロからしたら最低だよねねえヒロ俺たち日本へ遊びに行くんだその時に謝らせてほしいペーターやダニエルもすごいショック受けたんだきちんと謝るよまた会えるの楽しみにしてるなクリスティアン

ヒロ

ふふ、クリス、ペーター、ダニエル…

シヴァ

良いお友達になったんですね

ヒロ

ごめんなさいしたらゆるすw

シヴァ

この🎁は…本？

ヒロ

これって…

📕「Anjos gêmeos preto e branco」

シヴァ