ウシミ
はいどうも
ウシミ
ウシミです
ウシミ
Yeah始まる物語
星山翔太郎
星山翔太郎(ほしやましょうたろう)
星山翔太郎
翁桂高校二年、バスケ部です
峰田芳樹
予選の試合は、高岩高校だ
星山翔太郎
え
峰田芳樹
ん、知ってるやつがいるのか?
星山翔太郎
はい部長、同級生だった八尾悟史(やおさとし)っていうやつがいる学校です
峰田芳樹
強いか?
星山翔太郎
今もやっていればそれなりには強いかと
峰田芳樹
…よし、顧問に練習の相談をするか
八尾悟史
よぉ、久しぶりだな
星山翔太郎
あ、あぁ、予選で会おうな
八尾悟史
んー、あ、それでさ、高岩高校ってさ負け越しなんだわ
八尾悟史
で、ちょうどお前がいたから
星山翔太郎
ん、何が言いたいんだ?
八尾悟史
花を持たせるっていう意味でわざと負けてくれね?
星山翔太郎
は?
星山翔太郎
嫌に決まってるじゃん
八尾悟史
そっかあ
八尾悟史
志保ちゃん元気?
星山翔太郎
ん、元気だけど
星山翔太郎
なんで
星山翔太郎
って、まさか
八尾悟史
おう、負けてくれねぇなら、妹さんに何があってもいいんだな?
星山翔太郎
卑怯な
八尾悟史
俺は、先輩たちに、花を持たせたいだけだから
八尾悟史
まあ抗っても、先輩に長田進士って、いって、親がヤクザの先輩がいるんだよ
星山翔太郎
な
梁瀬満昭
それでは、予選第二試合、翁桂高校対高岩高校の試合を始めます
八尾悟史
(わかってるよなぁ?)
星山翔太郎
(どうしたらいいんだ)
長田進士
あいつか?
八尾悟史
はい
長田進士
よし、ニチャア
三ツ村陽平
ん?いつもより星山動きがぎこちないように見えるが
松西加子
で、ですよね?どうしたんだろ?
中門雄二
卑怯ではあるが、使えるものは使う主義
中門雄二
これ以上負けてしまうと存続に関わるしな
ウシミ
ゲ
ウシミ
高校生同士のバスケでこんな渦巻きは見たくないな
ウシミ
メールしよ
星山志保
いやっ!!
村津孝之
むふふ
村津孝之
お兄さんが負ければ君は釈放される
村津孝之
だから
ホウジョウ
外の奴は?
くっしー
片手間で
ホウジョウ
流石
村津孝之
あぁ?!
村津孝之
だれだt
ホウジョウ
大丈夫?
星山志保
ヒックヒック
くっしー
無事に保護したメールしよ
星山翔太郎
どうしたら…
ウシミ
HEY、星山翔太郎!!
ウシミ
妹さん無事に保護した!!
ウシミ
試合全力取り組むスタイル見せろ!!
星山翔太郎
…ハイッ!!
中門雄二
な、なんだと
長田進士
はぁ?
長田進士
使えねぇ!!!
梁瀬満昭
え、えっとどうされましたか?!
長田進士
い、いやなんで、…え、父ちゃん、麻薬密売で、逮捕…え、え、え?
八尾悟史
せ、先輩?!
129-69で予選突破した
何があったかはわからないが、妹は助かり、試合は後半から失速していった