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死にたがりの殺し屋

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死にたがりの殺し屋

3 - 怒りという名の殺意

♥

42

2025年05月02日

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雪夜

こんにちは、雪夜です

太宰

やぁ

雪夜

あ、どもっす

太宰

前回中也を撃った奴が何処に居るか知ってる?

雪夜

知るわけなかろう、、、

太宰

、、、はぁ、面倒くさいけど自分で探すか

雪夜

、、、なん?

雪夜

まぁいいや

雪夜

今回ちょっと刺激的なシーンがあるかな?

雪夜

想像しないようにしたらまぁ大丈夫だと思います

雪夜

それでは、本編どうぞ

ガシャンっ

太宰

、、、

中也

おい、どうした?

太宰

え、、、?あ、、、

先程まで手に持っていた筈のコップが床に散らばっていた

太宰

、、、いやぁ、何だろうね

中也

大丈夫か?一寸くらい休んだほうが、、、

太宰

いい、外行ってくる

中也

待てよ!俺も行く!

太宰

着いてこないでくれる?

太宰

折角の散歩日和が台無しになっちゃうじゃないか

中也

手前、、、!!

中也

、、、分かった、気を付けろよ?

太宰

君に心配される義理はないよ

中也

、、、

中也

、、、嫌な予感がする、、、

中也

悪ぃ、俺も外行くから頼んだ!

部下)えっ!?ちょっ、な、中原さん!?

とある廃墟

ちっ、、、もっかい行かなきゃ行けねぇのかよ、、、

面倒くさいな、、、

太宰

面倒くさいのは此方だよ

なっ、、、!?

太宰

あ〜、、、疲れたぁ、、、

太宰

久しぶりだなぁ、此処

太宰

廃墟の癖に鴨居がしっかりしててね

太宰

首吊るのに丁度良くてさ

煩い、それ以上喋るな!

太宰

、、、良い物持ってるじゃん

太宰

撃つの?良いよ?

太宰

外さないでね、此処だよ

自分の心臓と眉間を指差す

何方を選んだって即死だ

あぁ、、、お望み通り撃ってやるよ!

太宰

、、、そう来なくちゃ♪

バンッ

中也

、、、?!

中也

今の、、、銃声か、、、!?

中也

此方から聞こえたよな、、、?

中也

、、、太宰、、、無事だよな、、、?

中也

彼奴なら、、、

中也

、、、

中也

、、、ちっ、本当に腹が立つ野郎だな、、、!

床に血が落ちる

確かに太宰を撃ったと思った銃弾は

太宰の頬を抉っただけで終わった

太宰

、、、痛っ、、、

、、、っ!

太宰

あーぁ、、、駄目じゃないか、、、

太宰

そんな震えた手で撃ったら

太宰

しかも標準を合わせるのも下手

太宰

本当に最悪、辞めたら?

う、、、煩いっ!

再び撃とうと構えるが

あっという間に地面に押し付けられた

太宰

遅い、殺し屋でしょ?

太宰

隙を作ったら駄目だよ

あ、、、っ、、、

太宰

まぁ、そんな下手糞でも撃った事は褒めてあげるね

さっきから下手下手煩いんだよ!!

大声を上げて必死に振り払おうとした瞬間

顔面を強く殴られた

あっが、、、っ!

太宰

あのね、私怒ってるんだ

太宰

自分でも吃驚する位ね

冷たくて、殺意に満ちた目で見下してくる

太宰

あの蛞蝓が大切に思えちゃってるの何か複雑、、、

太宰

まぁ良いや

太宰

君の勇気を見て、私も少しは落ち着いたよ

太宰

あ、そうだ、私を殺そうとしてくれたお礼をしなくちゃね

、、、は、、、?

太宰

1~20のうち、どれが良い?

太宰

絶対選んでよ?

、、、11、、、

訳が分からない儘、思わず答えてしまった

太宰

分かった

そう言うと、内ポケットから手指消毒用のアルコールを取り出した

そして、蓋を開けて口の中に流し込んだ

んぐっ!?

なんの躊躇いもなく流し込まれていき

アルコール消毒液特有の匂いが辺りに充満し始めた

太宰は何も云わず

ただただアルコール消毒液の容器を口に押し込み続けた

相手は消毒液と嘔吐物で喉を押し潰され、目は引き裂けそうな程見開いて充血しきっており、身体がガタガタと痙攣し始め、もう間もなく窒息死しそうだ

残りの最後まで流し込もうとすると

太宰は、横に殴り飛ばされた

あっ、がっ、、、!ゲホッゲホッ

太宰

、、、痛いんだけど

中也

黙れ、、、!

太宰

何で居るの?着いて来ないでって云ったよね?

中也

あぁ云われたよ!でもな!

中也

手前の云う事なんざ俺が聞くわけねぇだろうが!

太宰

、、、確かに、中也ならそうか

中也

これは幾ら何でもやり過ぎだ莫迦

太宰

、、、御免、、、

中也

許さねぇよ、今回はな

あ、、、っ、、、ぅ、、、

相手はズルズルと地面を這いずって逃げようとしていた

だが、瞬時に中也が気付き、地面に埋められた

中也

逃げようとしてんじゃねぇよ

中也

手前の事も許さねぇからな

中也

おい、手前の包帯寄越せ

太宰

何で?

中也

縛る、警察にも連絡しとくから片付けろ

太宰

え〜、、、分かった、、、

中也

これで良し、、、っと

中也

そっちはどうだ?

中也

、、、って、、、!おいっ、、、!

太宰

う"っ、、、ぇ"、、、

振り返ると、太宰が容器を拾い上げて残りの消毒液を飲んで吐いていた

中也

、、、っとに手前は、、、!!

中也

帰ってからやれよこの死にたがり!!

太宰

、、、っ、、、ん、、、

太宰

不味、、、っ、、、

中也

美味い訳ねぇだろ莫迦!!

太宰

ぁー、、、気持ち悪い、、、

太宰

私の事背負って?

中也

巫山戯んな自分で歩け!!

うっ、、、うぅっ、、、

太宰

あー、、、御免ね、乱暴して

太宰

でも一番マシなやつ選んだ事は不幸中の幸いだったね

中也

一番マシ、、、?これが、、、?

中也

もし他を選んでたらどうするつもりだったんだよ、、、!

太宰

他を選んでたら?

太宰

其処にあるガラスの破片で目を潰されて指が一本ずつなくなることになってたかもね

中也

は、、、?

太宰

あとは、、、

中也

待て待て!!それ以上云うな絶対!!

太宰

(自主規制)して(自主規制)を(自主規制)______

中也

もう辞めろぉ!!!!

今後、太宰のことは本気で怒らせないと誓った中也だった

次回へ続く

雪夜

えー、、、

雪夜

自分の妄想というか願望というか、、、

雪夜

太宰さんは絶対そんな事しないって分かってるし、、、

雪夜

やりすぎましたごめんなさい、、、

雪夜

また次回お会いしましょう、、、!

雪夜

またね、、、!

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