星哉
俺が雫を好きになった理由?
龍
ああ!
星哉
それはな…
回想 12年前
花の公園
星哉
【俺らは家が隣同士で0才から一緒だったんだ】
雫
わーい!
せいやくんー
はやくはやく!!
せいやくんー
はやくはやく!!
星哉
まってよ!
しずく
しずく
星哉
あっ!しずくあぶな…!
雫
ん?
ドッテーン!!
星哉
あっ、大丈夫かしずく?
星哉
【雫は後ろ向いて走ってたから公園にあるウサギの座るやつにぶつかって派手に転んだんだ】
雫
いっっ…!
星哉
おい!
大丈夫?
大丈夫?
雫
うん!大丈夫だよ
『半泣き』
『半泣き』
星哉
(何でしずくはいつも強がるんだろ)
星哉
しずく、我慢しないで泣いても良いんだよ、
雫
えっ?
我慢してないもん!
我慢してないもん!
星哉
もう5年もいるんだもんしずくのことなんかわかるよ、だから我慢しないで泣いてもいいよ
雫
せいやくん、
雫
うっ、うえーん
えーんえーん…
えーんえーん…
星哉
(そういえばしずくのなきがおはじめてみたな)
星哉
しずく、はいハンカチ
雫星哉をみる
雫
ありがとうせいやくん、
ズズッ
ズズッ
星哉
うん、
5分後
雫
せいやくん、ありがとう!
ニコ!!
キラキラ- ドキッ!!
星哉
(ドキッて俺どうしたんだろ汗)
星哉
【幼児の俺はまだ気付いてないけどこれが初恋の始まりだ】
クラスの女子
ねーせいやくん!
今週の土曜日私たちと遊園地いこうよ
今週の土曜日私たちと遊園地いこうよ
星哉
いや、ごめん
クラスの女子
なんでー
遊ぼうよ💕
遊ぼうよ💕
星哉
え、俺その日家族と雫の所の家族と久しぶりに遊園地行くんだけど、
クラスの女子→ジロッ
雫→ビクッ
星哉
だからごめん
クラスの女子
えー
キーンコーンカーンコーン
先生
はーいみんな座って!
星哉
(あぶなかった俺雫以外の女子と話すの苦手なんだよな)
放課後
クラスの女子
ねぇ、立花雫ちゃんちょっといい?
雫
え?いいけど何?
クラスの女子
ちょっと体育館裏来て
雫
うん
星哉
(あいつら雫になんかすんじゃないだろうな)
雫
話ってなに?
クラスの女子
あんたわかるでしょ?
雫
何が?
クラスの女子
何がじゃないわよ!
幼なじみだからって調子のるんじゃないわよ!
幼なじみだからって調子のるんじゃないわよ!
ガシッ 雫腕捕まれる
雫
痛い、離して!
クラスの女子
嫌よ、1発殴らなきゃ気がすまないわ
ブンッッ!
雫
ギュッ
パシッ 《手を止める》
星哉
おいやめろよ
クラスの女子
せ、せいやくん?
星哉
お前らなにしてんだ
クラスの女子
な、何って普通に話してただけよ、
ね、立花雫ちゃん?
ね、立花雫ちゃん?
女子たち→ギロ
雫
う、うん
星哉
もういい
雫一緒に帰んぞ
雫一緒に帰んぞ
パッ 《手を繋ぐ》
雫
え、あっあ
帰り道 シーン
星哉
なぁ、雫、何があった?
雫
何にもないよ
星哉
嘘つけ、
あいつらに手あげられてたじゃねーか
あいつらに手あげられてたじゃねーか
雫
そ、それは
星哉
ったく、何年一緒にいると思ってんだよ
雫
えっと、
……12年?
……12年?
星哉
真剣に考えんなよ笑笑
まあ悩みあんなら聞くぞ、
まあ悩みあんなら聞くぞ、
雫
うん。
星哉は私のこと本当に何でもわかるね、ありがとう。
私星哉と幼なじみで良かったな、これからもよろしくね!
星哉は私のこと本当に何でもわかるね、ありがとう。
私星哉と幼なじみで良かったな、これからもよろしくね!
ニコ!!
星哉
【この時俺はこの笑顔を失いたくない、雫が好きなんだってわかったんだ】
回想終わり
星哉
と言うことだ
龍
なんか可愛いな笑
星哉
なんだと~??
龍
う、うそうそ!
そんなに怒んなよ
そんなに怒んなよ
星哉
あ~??
……… ップ あははは!!
星哉
やっぱお前最高だわ
龍
お前もな!