テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

1年4組

芝山 優生

あ、梵さん、今日の放課後ミーティングからだって

梵 継羽

………………

芝山 優生

梵さん?

梵 継羽

あ、うん了解〜

梵 継羽

放課後黒尾先輩がなんか奢ってくれるんでしょ?

芝山 優生

えっ?全然違うよ!?

芝山 優生

放課後、部活前にミーティング!

梵 継羽

なんだミーティングかぁ

梵 継羽

この前のインハイの結果のやつまとめ終わってないからやらなきゃか…

梵 継羽

授業中に内職しよ…

芝山 優生

えぇ、手伝おうか…?

梵 継羽

んーん、大丈夫!

梵 継羽

何とかするよ〜!

芝山 優生

……それ、何書いてるの?

芝山は私のノートを覗き込むと若干引き気味で聞いてくる

梵 継羽

あー、これ?今黒尾先輩泣かせる方法考えてる

芝山 優生

えぇ…

芝山 優生

一応聞くけど…なんで?

梵 継羽

それは内緒!

梵 継羽

でも、私の人生がかかってるの!

芝山 優生

(余計なんで??)

梵 継羽

芝山なんか知らない?

梵 継羽

黒尾先輩の涙腺事情とか

芝山 優生

え、分からない…

芝山 優生

研磨さんとかに聞いてみたら…?

芝山 優生

幼なじみらしいし、あとは夜久さんとか海さんとか同学年の人

梵 継羽

そっか!その手があったか!ありがと!

芝山 優生

う、うん

芝山 優生

(果たして言ってもいい事だったのだろうか…)

放課後

黒尾 鉄朗

それじゃあミーティング始めるぞー

黒尾 鉄朗

継羽、この前のインハイの資料できたか?

梵 継羽

もうバッチリっすわ〜!

梵 継羽

授業中になんとか終わりました!

黒尾 鉄朗

あのなぁ、それは授業中にすることじゃないでしょうが

梵 継羽

えへへ、ごめんなさい!

私は何とかまとめあげた資料を黒尾先輩に渡すと、彼は真面目にそれに目を通し始める

外では雨がひっきりなしに降っていて、今日は外周が出来なそうだ

梵 継羽

(………そういえば傘忘れたな)

梵 継羽

(まぁいっか!)

黒尾 鉄朗

てことでミーティングは終わりだ

黒尾 鉄朗

練習始めるぞ〜

バレー部

う〜っす

夜久 衛輔

なぁ、梵

梵 継羽

はい!なんでしょう!

夜久 衛輔

お前黒尾となんかあった?

梵 継羽

え?黒尾先輩と?

夜久 衛輔

さっきからずっとぼーっと黒尾の方見てたから

夜久 衛輔

話聞いてる顔でもなかったからな

梵 継羽

え"っ、マジっすか

夜久 衛輔

マジだ

梵 継羽

んー、えぇっと…

梵 継羽

(この際だし…)

梵 継羽

夜久さんって…

夜久 衛輔

おう

梵 継羽

黒尾先輩の弱点とかって知ってますか?

夜久 衛輔

弱点?

夜久 衛輔

んー、なんかあったっけなぁ

夜久 衛輔

つーかそんなもんあったら俺が試してるけどな

梵 継羽

そうですか…

夜久 衛輔

なんで?

梵 継羽

ちょっと泣いてるところとか見たことないなーって思って

夜久 衛輔

泣き顔か〜w

夜久 衛輔

お前変な趣味してるな!w

梵 継羽

えっ、いやまぁ?そうなんですかね

夜久 衛輔

自覚無しなのかよ!w

海 信行

何話してるの?

梵 継羽

あ、海さん、黒尾先輩の弱点知りません?

海 信行

黒尾の弱点?

海 信行

夜久よりはレシーブが苦手なとことか?

夜久 衛輔

おい、俺を比較の対象にするなよ!あいつが俺に勝てるわけねぇだろ

梵 継羽

(そういう弱点か…)

灰羽 リエーフ

夜久さんも、海さんも、男の弱点なんて決まってるじゃないですか!

灰羽 リエーフ

そんなの足と足の間に蹴りいっぱt

ドゴォッ

梵 継羽

(おぉ、すっげぇ音…)

灰羽 リエーフ

いいいい痛いです夜久さん!!!何するんですかぁ!!!

夜久 衛輔

今お前が言おうとした場所よりマシだろ

夜久 衛輔

女子もいるんだからそういうこと言うなバカ

リエーフが何を言おうとしたかはさておいて、夜久さんの飛び蹴りが彼のおしりに直撃

なかなかに痛そうだ…

梵 継羽

ていうかリエーフ盗み聞きいけないんだ〜!

灰羽 リエーフ

なっ!俺も会話に混ぜてくれてもいいだろー!

灰羽 リエーフ

それに途中からしか聞いてないし!!

梵 継羽

どっからよ!

灰羽 リエーフ

海さんの何話してるの?からだよ!

梵 継羽

ほんとだ途中だ

黒尾 鉄朗

ほら、そこ仲良くお話会してるんじゃないよ!

黒尾 鉄朗

リエーフ、レシーブの練習しろ!

灰羽 リエーフ

げっ!俺スパイクの方が打ちたいです!

黒尾 鉄朗

げっ!とはなんだげっ!とは!!

黒尾 鉄朗

それにスパイクはレシーブ打出来るようになってからだ!!

梵 継羽

(うーん、3年生とリエーフは空振りか…)

梵 継羽

(んー、でもまぁ蹴りを入れずとも、バットとか棒とかで殴ったら痛みのあまりに泣いたり……とか…)

梵 継羽

(いやいや、さすがにそれはないかー笑)

私はひとりで黒尾先輩の悶える姿を想像して吹き出しそうになる

梵 継羽

(でもまぁ、最終手段として視野に入れとくのもアリかな?)

梵 継羽

(その時は黒尾先輩覚悟ということで!)

黒尾 鉄朗

(……………なんか悪寒が…)

夜久 衛輔

?どうした?

黒尾 鉄朗

いや、なんか命の危険を感じた…

夜久 衛輔

はぁ?

梵 継羽

(期待すべきは黒尾先輩の幼なじみと言われてる研磨さんかなぁ…)

梵 継羽

(話しかけられるタイミングがあればいいんだけど)

私は面倒くさそうにリエーフの相手をする研磨さんを見つめる

𝑁𝑒𝑥𝑡

ぬっし

タップお疲れ様です!

ぬっし

毎日投稿3日目!このお話3月に1話出して滞ってました大変申し訳ないです…!

ぬっし

いや、ある程度は出来ていたんですけどなんとも面白みがなくて…

ぬっし

でもこれ以上引きずる訳にもいかなかったので、あまりオチもないまま投稿という形になってしまいました…すみません…

ぬっし

次回かその次は結構真面目な展開にしようかなとか考えておりますので、ゆっくり投稿になりますが気長にお待ちください🙇‍♀️

ぬっし

それではまた次回!

絶対泣かない君の涙が見たい

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

13,212

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚