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好き、好き、だーい好き。
今日もそんなことを思いながら手首に線をいれて行く。
fj
ツーと赤黒い血が流れて、カーペットに染み込んでいく。
fj
俺の汚れた血なんて見たくない。
ましてや男に恋をしてしまった奴の、親友を好きになってしまった奴の血なんか見たくない。
fj
fj
今日もこんな事を呟きながら、1人啜り泣く。
いつから俺はこうなっていたんだろうね。
初めはただの純粋な憧れからだった。
髪も染めて背の高く暴力的な奴なくせに、頼れるし優しい時もあるし面白い。オマケに頭も良くてスポーツ万能でイケメンと来た。
好きにならない訳が無いでしょ。
…でも。
俺は憧れから汚い欲望に染まって行った。
こんなんじゃhrにもkskにも顔向け出来ない。
俺の学生時代からの親友。俺の大切なゲーム仲間。俺の大切なグループの同じメンバー。こんな言葉を並べると、自分がどれだけの事をしたか身に染みる。
もういっそ、ゲーム実況者を辞めた方がいいんじゃないのか。離れた方がいいんじゃないのか。
何度だって思って、何度だって自己嫌悪した。kyの傍を離れたくない。kyの隣に居たい。って。
ボケのkyとツッコミのfjでありたかった。
kkでもある意味ボケとツッコミ。でも、視聴者がいつもセットにするのは、俺らなんだ。
視聴者からもそんな評価を受けたせいか、俺はもっとkyの事が好きになってしまった。
それが俺の、人生最大の過ちだった。
…あぁ、今日も実況をとらなければ。
もうそろそろ夏だ。服の裾で手首は隠せなくなってくる季節。…まぁ、大丈夫だろう。
fj
包帯を巻いて、いつもの服を着た。
ーーー
俺は最俺ハウスの鍵を取り出した。
ガチャッ…
ky
fj
ky
急に驚かしてくるもんだから、俺もビックリだ。
ky
fj
hr
ky
ksk
ky
fj
こんな些細な会話でさえ、少し恐ろしい。
ky
fj
kyは勘が鋭い。…今だって。
hr
ksk
ky
fj
hr
ky
hr
ky
fj
ksk
ーーー
hr
ky
fj
hrの手には、白いビニール袋が握られていた。
hr
fj
hr
ksk
ky
hr
ky
hr
fj
ksk
ky