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今、僕は
校舎の屋上でただ1人
飛び降りようとしている
～2年前～
愁
もう学校なんていくもんか！
愁
いっつも俺ばかりバカにしやがって！
愁
本当､､､学校消えてくんねぇかな
いじめっ子
おい、面かせ
愁
はぁ？
いじめっ子
お前態度考えろよ
いじめっ子
嫌われ者のくせに
この時初めて気づいたんだ
僕は嫌われ者だって
愁
だからか､､､
いじめっ子
あぁ？
愁
僕は最近、バカにされ続けられてた
愁
あのクソみたいなおやのせいでな
いじめっ子
まぁ、俺には関係ねぇ
いじめっ子
ちょっと来い
それから僕はいじめっ子に暴行され意識が遠のいていった
愁
ん､､､
通行人は見てないふりをする
もう、知ってんだよ
僕は嫌われ者なんだ
それからの学校生活は最悪で
時には死ぬ直前ってのもあった
愁
死にたい
桜花
ねぇ、そこ邪魔
愁
あ、ごめん
桜花
君は愁､､､だっけ
愁
､､､
愁
そうですけど
桜花
君は自殺をしようと思ったことある？
愁
(何言ってんだこいつ)
愁
あるけど
愁
てか今考えてたんだよ
桜花
じゃあさ一緒に
桜花
死のうよ
愁
は？
愁
何で？
桜花
私も
桜花
虐待されてる
愁
虐待？
桜花
うん、これみて
愁
うわ､､､
桜花の手には
深さ3センチの大きな傷があった
愁
君、なんて名前
桜花
桜花
桜花
君は､､､
桜花
愁だったよね？
愁
うん
愁
よろしく
それから1年
つまり今から1年前
愁
ねぇ､､､
愁
桜花
愁
なんでおいてくんだよ
愁
一緒に死ぬって言ったのはお前だろ！？
愁
なんで､､､
僕は何故か
涙を流していた
愁
もう忘れよう
愁
人が1人亡くなっただけじゃないか
愁
そうだ
愁
俺には関係ねぇんだ
そう何度も
自分に言い聞かせた
でも
やっぱ
君の代わりなんていない
教頭
おい！何をしている！
担任
早まるな、愁！
愁
､､､るさい
担任
？
愁
うるせぇんだよ！
愁
お前ら僕がいじめられてる時なんかしたか？
愁
助けることも出来なくてなにが教師だよ！
校長
､､､
教頭
､､､
担任
それは､､､すまなかった
担任
こんなことになるとは思って無かった
担任
本当にすまない
愁
そうやって言うのは簡単かもな
愁
けど
愁
僕は「嫌われ者」
愁
これを広めたの
愁
あんただよな？
愁
校長
校長
､､､
教頭
どういうことなんですか！？
校長
私だ
校長
私が広めた
校長
お前はいつも良い成績をとっていた
校長
そのせいで私の娘は1位を取れなかった
校長
娘は
校長
自殺した
校長
高校まで1位をキープしてた娘は責任を負い
校長
自殺した
校長
でも
校長
止められなかった
愁
今度は僕だ
校長
､､､
愁
お前のせいでループするんだ
愁
お前のせいで
愁
嫌われたんだ
愁
成績？どうでもいいんだよ
愁
僕は友達と
愁
バカみたいに喋っていたいだけだった
愁
お前ら僕の友達どうして奪いやがったんだ
愁
大切な人も失った
愁
みんな離れていった
愁
一生後悔するんだな
愁
それと
愁
最後に1つ
愁
いじめっ子に伝えておいてくれ
愁
僕は逃げてなんかいない。
愁
1つの選択肢を選んだだけだ
愁
って
先生
おい、
担任
どうすんだよこれ
教頭
､､､
校長
もう死ぬしかないんだ
そうして死がループする
愁
桜花
桜花
え？
愁
ごめん
桜花
ううん、こちらこそごめん
愁
もう離さないからな
桜花
うん
愁
いじめられても
愁
死んでも
愁
良いことはきっとある
愁
でも
愁
いじめられても
愁
選択しだいで
愁
助かる
愁
僕は選択を間違えたのかもしれない
愁
決して
愁
間違えないで生きろよ
桜花
､､､
愁
君と泣きたい
桜花
私も、愁と
桜花
泣きたい
桜花
死ぬ時も一緒がいい
桜花
今度は
桜花
おいてかないから
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