青黄短編集

デレ期

青黄

青 会長 黄 副会長

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青side

いつも通り学校が終わって

いつも通り生徒会室に行く

僕はこの学校の生徒会長

いつもだらしなくて

授業中もただボーッと過ごしてるだけなのに

テストではいつも満点をとる僕

こんな僕だからか、友達からは

お前が生徒会長だなんてすげぇよ

ほんとだらしないのにえぐいよなぁ

っていっぱいいっぱい言われる

まぁ家で猛勉強する努力家なんですけどね

と言いながら生徒会室に入る

生徒会室にはもう副会長と書記がいた

僕は副会長と付き合っている

見ての通りこの子は超ツンツン

まぁそこも可愛いんだけど

なんだよあれはぁ！！

時刻は６時を過ぎた頃

あれから1時間一言も喋らずに作業をし続けた

赤くんが帰って僕も帰る準備をする

こんな会話...付き合ってるなんて思わないよなぁ...

今日家に来る？なんて聞けずに終わった

僕も帰らなきゃ

僕は実家から離れ東京で一人暮らしをしている

1人はとっても寂しかったが今はもう慣れた

スマホでトークアプリを開いて

彼との会話を見返す

会話したのは1週間前の生徒会に関する連絡

明日空いてる？とか

送信する勇気がない

僕はスマホの電源を落とす

僕はご飯なりお風呂なり色々終わらせ一日を終えた

次の日の朝

僕は寝坊した

急いで準備を済ませドアを開ける

ドアを開けた瞬間

ドンッという鈍い音と共に

ドアが何かとぶつかった

動揺していると

ひょこっとでてきたのは

一緒に登校してる訳でもないのに

何故か黄くんが来たのだ

可愛い！！！

どうしたんだ！！

これがデレ期ってやつ！？

首をｺﾃｯてするのあざとい...

僕は今日生きていけるだろうか

こんな可愛いなんて

いや...元々から可愛いけど

倍可愛くなってる

僕はぎゅっと強く黄くんの手を握った

学校に着き

学年が違うためここでお別れしなければならない

手を離すと明らか悲しそうな顔をする

青ちゃん！？

心臓もたないわ

放課後になり僕は生徒会室に向かった

今日はだらだらしてられない

はやくはやく会いたくて僕は走る

僕が中に入ると

黄くんがハグをしていてスリスリしている

僕がよしよしすると嬉しそうにする

笑顔が眩しいなおい...

どうしたらいいんだよ...

会議が終わりもう帰る頃

黄くんからのお誘い？

ドサッと黄くんに倒される

下から見た黄くんは可愛くて

ここから僕たちの営みが始まる

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝと肌がぶつかり合う音が生徒会室に響く

僕ももう限界で腰の動きを早くする

ｽﾞﾝｯ

ゆさゆさと誰かに揺らされ

僕は目を覚ます

あ...そうだ昨日やったんだ

酷くね？

帰ってから黄くんの看病頑張ろう

準備をして黄くんの方に振り向き

ﾆｺｯと笑い外に出る

行ってらっしゃい...という声を聞いて

end

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