○○
腕の痛みは、どんどん増していく。
○○
だからと言って、失敗は許されない。
○○
ステージに立つ以上、
ファンの人たちには
幸せを感じてもらわないと。
ファンの人たちには
幸せを感じてもらわないと。
○○
私が何度ステージに立っても、
直接見に来てくれるarmyには
一度しかないことかもしれない。
直接見に来てくれるarmyには
一度しかないことかもしれない。
○○
そんな一回を、
私のせいで
中途半端なステージにするなんて、
言語道断
私のせいで
中途半端なステージにするなんて、
言語道断
○○
やりきるんだ。
○○
でも、体は言うことを
聞いてくれなかった。
聞いてくれなかった。
○○
サビの体を地面に着ける時、
○○
私だけ、タイミングが早くなった。
○○
それは、気づかない人もいるかもしれない。
○○
でもね、
○○
ホソクオッパは、気づくの。
○○
さすが、メインダンサーだね。
ホソク
「おい、聞いてんの」
○○
そして、前回の振り出しに戻るんです。
○○
「はい、聞いてます」
ホソク
「今日、サビのとこ、タイミング早すぎ」
○○
「はい、自分でもわかってます。
すみませんでした」
すみませんでした」
ホソク
「謝るのは俺じゃないだろ!!」
ホソク
「お前が謝る相手は
今日、中途半端な踊りを見せた
armyだろ!」
今日、中途半端な踊りを見せた
armyだろ!」
○○
ほんと、その通りだね。
○○
ホソクオッパは、悔しそうな表情
○○
そうだよね。
○○
私一人のせいで
全体のダンスの質が下がったんだ。
全体のダンスの質が下がったんだ。
○○
ごめんね、そんな顔させて。
○○
迷惑、かけたくなかったのにな。