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ある夏の頃
私はあの子が好きだった
でも.....
結
結
結
咲子
咲子
結
私達はとても仲が良かった
帰るときは一緒に帰り、
遊ぶときも一緒
そんな日々が このまま続けばいいな
でも、世界はそんなに 甘くないんだよね.....
新木先生
新木先生
その時私は驚いてしまった
咲子ちゃんが引っ越すことを
新木先生
新木先生
私は思わず泣きそうに なってしまった
「咲子ちゃんが引っ越しちゃうの?」
そう思うと泣いてしまいそうで
それから新木先生の授業が 始まろうとしていた
新木先生
新木先生
新木先生
放課後
咲子
結
咲子
私は小さく首を横に振った
咲子
咲子
結
でも、それから あまり話せなくなってしまった
今でも咲子ちゃんが引っ越すことを信じられないから......
咲子ちゃんが引っ越す日
咲子
咲子ちゃん......
咲子
無理しなくてもいいよ
咲子
咲子ちゃんが悲しいことも その言葉で分かってしまった
咲子
私は思わず泣きそうに なってしまった
咲子
それから放課後......
結
咲子
咲子ちゃんはいつもより 元気じゃなかった
理由はもちろん分かっていた
結
咲子ちゃんと一緒に帰るのもこれが最後
でも、言葉が出なかった
そのまま時間だけが過ぎ去り、いつの間にか咲子ちゃんの家に着いてしまった
咲子
結
咲子
咲子
咲子
咲子
結ちゃんも私の事を忘れないでね!
二十年後
でも、あの言葉は 何があったとしても忘れない
あの言葉があったから 今の自分があるから
あれから咲子ちゃんとは 会えなかった
きっと咲子ちゃんだって そうだと言ってくれると思うから
私も咲子ちゃんのこと
忘れないからね!