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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

はい・・どうも猫時雨です。

これ後編なんですけども。

前編見返してて、ナチひでえって思った。

いつかナチ受けのモブレも書きたいよね。

まーと言うことでスタート!

⚠️日帝受け、ナチス酷い

日帝

へーえ…。

しばらくバイクに乗って、一戸建ての家の前で止まった。

少し遠慮したが、交換条件なんだと自分を諭し、足を踏み入れた。

日帝

結構しっかりとした家じゃん。

日帝

ここ、アメリカの家なんだろ?

アメリカ

んー、厳密に言うと違うかもな。

アメリカ

俺の親父の家だよ。

アメリカ

俺の家は、日帝の家の結構近いところだ。

日帝

お父さんはどこにいるんだ?

日帝

私はいて大丈夫なのか?

日帝

完全な部外者だと思うのだが。

アメリカ

…ああ、今はいないよ。

日帝

(いない…?死んだのか?どちらにしよ詮索はしないほうが良さそうだ。)

アメリカ

だから、安心して過ごしてくれ。

アメリカ

けど、その代わり俺の罪は見逃せよ。

アメリカ

一応そういう約束だからな。

日帝

ああ。

日帝

あそこから逃がしてくれただけで嬉しいさ。

日帝

ありがとう、アメリカ。

心からの笑顔をアメリカに差し出す。

先輩に殴られて内出血した頬を強引に上げ、機嫌を取る笑みとは違う。

傷が治ったわけでは無いけれど、心地よく笑えた。

アメリカ

(ドキッ)ッ…!?

アメリカ

あ、ああ…そうか。

アメリカ

とにかく、飯でも作ってやるから、ソファに座って待ってな。

日帝

お前、飯作れるのか?

日帝

空き巣をするような奴がまともにできるとは思えない。

日帝

私も手伝おう。

アメリカ

なんかひでえな。俺傷つくわ。

アメリカ

でも正論だから、頼む。

アメリカ

俺カップラーメンしか作れないしな。

日帝

あー、だからちょっと太ってんだな。

アメリカ

ひっでえ・・・お前毒舌とかよく言われない?

アメリカ

あと、俺そんな太ってねえからなあ…。(ムウ)

日帝

私は毒舌…なのか?

日帝

先輩は、どんな暴言を私が吐いても気味悪く笑うだけだったから。

日帝

わからない。もしかしたらそうなのかもな。

日帝

まあ慣れてくれ。

アメリカ

(先輩?…ってやつ、思ってたより相当やばそう。)

アメリカ

慣れれるかはわからないけど、

アメリカ

俺の親父もよく皮肉行ってきてたし、まあいけるだろ。

アメリカ

ってか料理作んの手伝え!

日帝

ああ、ごめん。ふふっ。

アメリカが顔を赤らめていたのが、少し面白くて笑ってしまった。

アメリカ

ッあぢいッ!?

日帝

おい、なんでフライパンのそこを触るんだよ!

日帝

お前義務教育受けてっか!?

アメリカ

あ゛!?受けてるよ!うっかりだよ、うっかり!!

アメリカは、私が思っていた以上にバカな奴だった。

冷凍食品をそのまま食べようとするし、

野菜の皮を剥こうとしないし、

フライパンを素手で触るし…。

日帝

まったく、苦笑するよ…。

日帝

先輩でも、もっと出来たぞ。

日帝

…アホリカ。

ふざけた渾名で呼んでみる。彼ならふざけてくれるだろうというある意味信頼なのかもしれない。

アメリカ

うるせぇーッ!!俺は俺だあ〜っ!あぢいっ!!

そのとき、アメリカがカーペットの突起につまずいた。

アメリカ

うぉっ、こける!わとっ、

アメリカ

ぽんっ(日帝の肩に手を置く)

日帝

っ!!!

日帝

バッ!

ほとんど反射的に、私はアメリカの腕を払った。

ーー自分が何をしたのか気付いたのは事後。

日帝

ぁッ、ごめ…っ!、アメリカッ…ぅッ、

アメリカの大きな手は、先輩とそっくりだった。

それがものすごく怖かったのだろうという後付けの言い訳。

ほんとは、ただ触られるのが怖かった。

自分をここまで救ってくれた奴でも、………怖い。

日帝

そのッ、無意識でッ!ごめんな…。

アメリカ

……。(グッ)

アメリカ

いや、会って1日も経たんやつに心を許せる方がおかしいから。

アメリカ

日帝は普通だよ。

アメリカ

俺、空き巣だしな。こええだろ。

普通…。

そう言われて、また救われた気がした。

身体中あざだらけで、鬱血痕や噛み跡が大量にあっても。

まだ私は普通なんだと。

アメリカのことは好きじゃ無い。

決して好きじゃ無いけど、好きになりたいとは思った。

日帝

…アメリカっ!

アメリカ

うおっ、なんだっ!あちちっ。

息をのんで話を切り出す。

日帝

その…アメリカは、私に興味はないか?

日帝

(って、私、何を聞いているんだ。)

アメリカ

き、興味…?えと、どんな…。

予想に反して、アメリカはたじろいで返答をした。

日帝

……私の身体に興味はないか?私はそんなに魅力的ではないだろうか。

トラウマを持つはずの行為を自身から求める自分に、少し嫌な感情が渦巻く。

けれど、頭より先に回るものだ、口とは。

日帝

私と…してくれないだろうか。

日帝

先輩の跡を消して欲しい。

日帝

私のナカから先輩をいなくして欲しいッッ…ポロポロ

日帝

アメリカになら、許せる…。

アメリカ

………。

私は自分の発言を後悔した。

アメリカが、黙り込んでしまったからだ。

それにトラウマを持って逃がしてもらったはずなのに、

自分から、求めて。

淫乱な、都合のいい奴だと思われたことだろう。

ああ、もう嫌になる……。

日帝

ごめん、アメリカ。さっきのはーー

アメリカ

俺も。

日帝

え?

アメリカ

ーーー俺も日帝と、したい。

日帝

………アメリカ!!、、

日帝

ーー

そのとき。

日帝!!!!!

日帝

え゛……。

私は、自分の目を疑った。

いや、信じたくなかったという方が正しい。

ナチス

日帝ーーこんなところにいたんだな❤︎

ナチス

さあ、帰ろうか。もう一度教育し直してやるから……な?

ナチス

グイッ(日帝の腕を引っ張る)

日帝

ッい゛っ、やあ゛ッ!

日帝

せんぱっ、ごめんなさッ……!!ヒグッ

日帝

やめ゛てぇ゛ッ!あ゛ぐっ…!

アメリカ

おい、お前。

アメリカ

“先輩”……か?

ナチス

黙れ。俺をその呼び名で呼んでいいのは日帝だけだ、クソガキが。ペッ(唾を吐く)

日帝

あ゛ッ、あめり、かさッ

アメリカ

う゛ッ…、お前、どうやってここが!

ナチス

は?くだらないことを聞くな、クソガキが。自分のモノにはGPSぐらいつける。

日帝

ぅえ゛ッ…?GPSっ?

きっ、気持ち悪いッ……………………!!!!!

アメリカ

日帝は日帝だけのものだぞ。

アメリカ

お前のじゃ、ない。

アメリカ

それに、鍵だってかかっていた筈だ。どうやって…

ナチス

空き巣君と同じことをしたまでだよ、豪快に割ってくれやがってなあ?(ニヤッ)

ナチス

さ……日帝。こいつは通報しといてやるからな、怖かったろう?

ナチス

俺と一緒に帰ろうか。

日帝

い゛、いや゛ですぅッ……、痛いのいやです!

ナチス

ああ、安心してくれ?

ナチス

日帝が今回間違ってしまったのは、俺の教育が甘かったからなんだ。

ナチス

責任を持って俺が教育し直してやるからな。

ナチス

だから、何も心配しなくていいんだぞ、さあ。帰ろう。(ググッ)

日帝

ぅあ゛あ゛ッ……。せんぱっ、

ナチス

なんだ?(ニコッ)

日帝

アメリカを、警察には出さないで…ッ、

日帝

それなら、帰るから………私、帰るから…ーう゛、

ナチス

はあ??

ナチス

そんなこと許すわけないだろう?お前に手を触れた輩は俺が跡形もなく始末しても良かったんだぞ?それを倫理的に社会的抹殺で許してやるんだ。充分な譲歩だろ?なんだ?お前はそいつを気にかけているのか?ああ、そうかそうか、俺がいない間に汚されてしまったんだな?大丈夫、俺がショウドクしてやるさ。首に跡が一生残るくらいのもつけてやるし、そうしたらお前は正真正銘俺のモノさ。他の男が寄ってくる心配もない!いや、やっぱり一生鎖で繋いでおくか?日帝が汚れてはいけないものな。そもそもーーーーーーーーーーーーーーーブツブツ、

日帝

ひっ…!?

アメリカ

おい、日帝。俺は弱いオトメじゃない。

アメリカ

なあ、“先輩”さんよお、お前こそDVで訴えられたらまずいんじゃねえの?

アメリカ

もう18歳…だろ?

ナチス

はぁ?DV?そんなニュースに出回るような奴らと一緒にするな。

ナチス

俺は、日帝と愛を育んでいるだけだ、なぁ、日帝?♡

日帝

え゛、ぁ、あ…。

アメリカ

おい、お前、いい加減にしろよ!ガッ(ナチスの襟を掴み上げる)

ナチス

ザクッ

日帝

え゛

アメリカ

あぐッ…!?い゛ッ、

アメリカの脇腹にはナイフが刺さっていて、

反射するように赤を吐いている。

至近距離にいる私や先輩にも、それは、かかって…。

日帝

あ゛ッ、アメリカッ!!!

アメリカ

う゛、ーぐっ、…いあ゛あ゛…!抜くな…よ!

ナチス

ズボザッ!ブシャアッ!

アメリカ

うぁああああ゛あ゛あ゛あ゛ッッッ!!?!?!!

アメリカ

ゲホッ、ゲホッ、あ゛ぐッ…!

日帝

あめ、りかッ!!!

数分前まで火傷で大騒ぎしていた男が、腹から血を吐いて悶えている。

頭が追いつかないまま、口だけはアメリカを呼び続ける。

アメリカ

にッ、てぇ、逃げろッ……!

日帝

うあ、ああ゛ッ!アメリカッ、アメリカぁッ!!

アメリカ

逃げろって、バカ日帝ぇ!!!

アメリカはそう叫ぶけれど、非力な私に先輩の腕は外せない。

ナチス

日帝ッ……!!なぜアメリカの名前ばかり!

ナチス

お前、俺のモノに何をした……!

先輩がそうアメリカを振り向いたとき、私を握る力が弱まった。

日帝

今ッ…………!

私は、一心不乱に駆け出した。

日帝

アメリカッ、絶対!あとで助けにくるからぁッ、!!!!ヒグッ

ナチス

日帝ッ……!!待っ、(うっ!?)

アメリカ

待てよ……お前は行かせない。(ナチスの足を引く)

ナチス

このッ……!威勢だけのクソガキがッ……!

アメリカ

うぁあ゛ッ!!!!

床が、赤く染まっていく。

ほんの少し前まで蛍光灯に照らされていた薄いベージュは、見る影もない。

日帝

あ゛あ゛〜ーーーッッッ❤︎❤︎!?う゛ぁッ!!❤︎❤︎

ナチス

日帝〜〜ッ!!好きだッ!!❤︎❤︎チュパンッ!

日帝

お゛ぉごッ!❤︎❤︎

日帝

せんぱっ、……!私もッ、❤︎

日帝

私も大好きですッ…………!!❤︎❤︎❤︎

ナチス

ああ❤︎知ってる❤︎パチュンッ!!!

日帝

ああ゛〜〜〜〜〜〜ッッッ!!い゛、ぐッッ!!❤︎❤︎❤︎❤︎

ビュルルルルル……

日帝

あったかい…(ニヘッ)

ナチス

そんなに気持ちよかったんだな❤︎

ナチス

満面の笑みじゃないか……❤︎

日帝

あへぇ……❤︎

心からの笑顔。

前に先輩以外の誰かに向けていた気がする。

けど、忘れたってことは、それほど大切でもなかったんだろう。

今はただ、快楽に身を堕としているだけで良い。

はい、おかえりなさい。

あ、アメリカ日帝のえちち無かった…。

ただただナチが酷かったな。

えと、今回で一旦一区切りなんで。

次からは別のストーリーとしてみてくださいね。

リクとかはぜひ教えて〜!いいねもやる気になるんでいっぱい欲しいです!(強欲)

最後までありがとうございました!!!

日帝受けR18ありの詰め集

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