モールス信号
モールス信号
モールス信号
モールス信号
モールス信号
モールス信号
中也
休日の日が沈む頃
台風が近付いているのか、空は灰色に染まり、大雨が降っていた
太宰
中也
太宰は返事はするものの
先刻からずっと不規則に付いた水滴を通して外を眺めていた
太宰
太宰
また自殺のことを考えているのだろう
この大雨の中で自殺をする奴が居るとは 誰も考えない
つまり偽装がしやすい訳だ
中也
中也
太宰
太宰
そう云って可笑しそうに笑う
するとテレビから警報音が鳴り響いた
太宰
中也
太宰
太宰
今の話は無かったことになったのだろうか
言葉とは真逆な行動を取る
中也
太宰
中也
太宰
太宰
何故か嬉しそうににやりと笑う太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
ベッドに腰掛けては太宰を手招きする
太宰
中也
近付いてきたと思えば2m程距離を残して止まる
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也
そして中也は太宰の顔を見てから目線を横下に移した
そして一言_
中也
太宰
さもそこに何かあるかの様に振る舞う中也にまんまと騙され余所見をする太宰
中也
素早く太宰の腕を引っ張り自分の上へ正面にして乗せる
太宰
太宰
太宰
悔しかったのか子供のように反抗する
中也
中也
太宰
にやりと笑ってそう云えば太宰の腰を掴んで唇を奪う
太宰
突然の事に躰を跳ねさせる太宰
隙を見付け口の中へ舌を滑り込ませる
太宰
太宰
雨の音にも負けない位の甘い声が部屋に広まる
太宰
息が続かなくなってきたのか声が荒く苦しそうになる
此処迄すればもう逃げられない
俺はゆっくりと太宰から離れる
細い糸が繋がれ、ぷつんと切れた
太宰
太宰
息を整えては火照った顔で此方を見る
中也
中也
弱くなった力で太宰が中也の手を握る
中也
太宰
太宰
中也
中也
太宰
太宰
中也
中也
太宰
見詰め合い、照れ臭くなって笑い合う
雨の音が強くなり
2人の心音も速くなる
指を絡ませ、唇を合わせ、1つになる
偶にはこんな、 雨の日があっても良いのかもしれないな
END (終わりしょぼい)
コメント
68件
あははぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⤴⤴⤴(ついに狂った)
いや…、好きすぎて死ぬ…😇😇 どうかゆずちのスマホが少しでも長く生きれるよう願いますわ…、 今回もご馳走様です〜.ᐟ👼💓( ? あ…っ、久しぶりです…⸜🙌🏻⸝
言葉選び綺麗で…めちゃくちゃ良かったです…!… この前台風私の住んでるところ来たので…その時にあの二人は…???(()) と妄想をしてしまいました…w 今回も最高でした!!