どうも!
今回はずっと書きたかった潔凛DVパロです!
※1話完結
※腐向け
※潔がDVしていてクソ野郎です
※かっこいい凛ちゃんはいません
※暴力・暴言表現あります
※サッカーやってないです
批判は受け付けてないので本当になんでもカモン!って方だけお進み下さい
では
スタート
チッ チッ チッ
静かな部屋に時計の針だけが時間が進んでいることを知らせる
時刻は午前4時
頭痛がして眠れない
上半身を起こせば腕には包帯が巻かれている
昨日までは無かったはずだ
俺は昨日の記憶を思い出そうと働かない頭を動かす
昨日は確か…
俺は糸師 凛
大学2年生
高校生の頃に潔 世一に惚れてから5年
恋人になってから3年
同棲してから2年
潔 世一はふわふわとした雰囲気で皆に愛され、お人好しの性格だ
だが、誰よりも負けず嫌いで誰よりもトップを目指すかっこいいやつでもある
俺はそんな潔 世一に惚れたのだが、同棲を初めて1年くらいだっけな
潔が変わってしまった
大学では変わらないし、俺と付き合っていることも秘密にしている
最初は暴言とかであまり気にしていなかったが次第にエスカレートしていき、違和感を覚えた
次に暴力を振るようになった
最初は俺も仕返ししていたが、段々と怖くなっていった
潔のことを怖いだなんて思う自分を認めたくなかったが、あの冷たい視線を見ていると認めるしか無かった
身長こそは俺よりは低いが、力の差では勝てない
これが年上と年下の差か
俺は悔しかったが、潔を怒らせたくなかった
浮気もするし、俺に暴力を振るう時は冷たい
そんなやつ早く別れちまえと思うだろ?
だけど浮気といってもキスやあんなことはしないのを知っている
暴力は振るうが優しいことには変わりなく、終わったあとは手当てをしてくれる
だからどうしても別れるには躊躇する
アホらしい。バカらしい。イカれていると思うだろ?
だけどそれでいいんだ。それで。
ガチャ
玄関の開く音がする
恐らく、潔であろう
俺は平然を保って「おかえり」と入ってくる潔に言おうと口を開いた瞬間
糸師 凛
腹を殴られた
なんでだ?意味がわからない。
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
そういって潔はテーブルにあったガラスのコップを投げる
俺は反射で腕で頭を守った
ガシャン
コップの破片が腕に刺さって痛い
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
女って…もしかして…
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
俺は腕の痛みに耐えられず、気絶した
潔に支えられた気がした。
糸師 凛
きっとこの腕の包帯はあの時の怪我だ
潔が手当てしてくれたのだろう
それにあの暴力だって、ただの恋人への独占欲だ
俺も嫉妬するし…仕方ない…
潔の浮気を棚に上げて1人でそう思い込むことにした。
糸師 凛
今日は潔が早くから授業があり、俺は後から来た
とはいっても、潔の周りには人が多く話せる時間は限られている
潔 世一
だが、潔から来るなら別だ
糸師 凛
潔の後ろのやつらが「俺の出番なくなる」とか「やめとけ」だとかいってる
もしかして…
潔 世一
潔は口ではそういうが、目は笑っていない
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
潔はそういうと俺から離れる
また女と飲むのかよ…
別に体の関係なんて潔は持たないと思うが、恋人がいるのに合コンはおかしい
そう思うが、俺は口答え出来ずにいた
午前2時
ガチャ
潔 世一
玄関の扉と潔の声で目が覚めた
これは相当酔っている
俺は段々寝室に近づく足音を聞きながらこれから来る快感と痛みを想像する
ガチャ
潔 世一
酒と女の香水の匂いをつけたまま近づいてくる
あぁ、またか
あれから何ヶ月も経ったある日
俺は日に日に体に傷が増えていくことにストレスを感じた
今日も今日とて潔を待っているが、何も無いことを祈るばかりだ
ガチャ
糸師 凛
潔 世一
俺はそろそろ殴られる覚悟で今までもっていた疑問をぶつけた
糸師 凛
潔は振り返らない
だがそれをお構い無しに俺は続ける
糸師 凛
すると潔は俺をチラっと横目にみた
そして引き出しから煙草を取り出し、ベランダへ向かう
それでも尚、俺は続ける
糸師 凛
糸師 凛
煙草にライターで火をつけて吸い込んではきながら潔は答える
潔 世一
俺はついにカチンときて、怒鳴った
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
俺が怒鳴るも潔は被せるように叫ぶ
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
潔は煙草の火を消してベランダの外を見る
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
潔は俺の方に振り返り、初めて泣きそうな顔を見せた
迷子になっている子供のような。そんな顔。
俺もなんて言えばいいか、分からなかった
だけど、久しぶりにちゃんと話せたような気がして俺は思ったことを伝えた
俺らに足りなかった言葉を
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
初めて潔の心の声が聞こえた気がして泣きそうになる
そんな俺を潔は抱きしめてくれた
俺も抱き締める
潔 世一
この一言で俺は限界だった
あぁ…だから俺は
潔から離れられないんだ
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あっスキ…